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事業戦略とは究極、成長分野を探し出すこと。【sato流 戦略実行講座㊹】

この時期、来期の計画が出てきていると思います。

事業戦略とは究極的には、

成長分野を見つけ出し、そこにエネルギーを投入すること

に他なりません。

成長分野発掘には、市場予測技術も必要になってきます。

一過性のブームなのか、長期トレンドなのかを見極め、おおよそ、どのように市場が成長するのかを予測します。

ちなみに、一過性のブームと長期トレンドの違いはこちらの記事をご参照ください。

最初は高額商品からスタートし、だんだんと各社技術革新を行ってローコストで生産できるようになり、多くの人々にいきわたりコモディティ化し、価格競争に突入していきます。

市場が芽生える最初の頃は、潜在市場がぼんやりしていますので、本当に成長分野なのか、どのくらいの市場規模になるのか見当がつかないことが多いのですが、そこで企業は、「これくらいの市場にしていこう。シェアはこのくらいは取ろう。」と目標を立てて、市場浸透計画を立てていきます。


そして市場の開拓方法も難しいですね。

一歩ではなく半歩先を行く感覚で市場開拓をしますが、この件はこちらの記事でご紹介しています。

例えばエコロジーで、10年前に「エシカル」と言っていたら、言葉だけが珍しくブームになっていたかもしれません。また、何のことかわからず市場浸透しなかったかもしれません。

という具合に言葉1つ使うのも、市場を見ながら慎重に扱わなければなりません。

しかし、成長分野の初めの頃に参入した企業は、不安になったり、リスクが高い分リターンも大きくなるのです。


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