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2022紅白歌合戦 感想。【コラム】

去年もついつい観てしまった紅白歌合戦です。「観るぞ」と気合を入れたわけではなく、なんとなくいつもの流れで観ました。
そして、ネットに出ていた視聴率の記事はこちらです。
(朝日新聞より)
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午後7時20分からの第1部が31・2%(個人23・0%)、午後9時からの第2部が35・3%(同26・0%)だった。紅白が2部制になった1989年以降で、第2部は前年の34・3%に次ぐ2番目の低さだった。
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悲観的に書かれているのとは裏腹に、私は今年も35%ってすごい!という感想です。
TV以外の娯楽選択肢がたくさんある中で、紅白が選ばれているのです。よく頑張っているという評価だと思います。

ついつい観てしまったのですが、習慣化していることと、他に観たい番組がなかったこと。ビデオやネット動画はいつでも観ることができるので、この時間を楽しみたいと思ったので、紅白歌合戦を観ることになりました。

習慣化するというのは、やはり紅白歌合戦が毎回魅力的なのだと思います。
その証拠に、このあとの番組はどれも、「変わり映えがしないので、もういい。」と思って観ませんでした。

さて、去年の紅白歌合戦の感想ですが、歌手歴40年、50年の節目の方々や久々に登場された方々が出演されているのが印象的でした。単なる流行歌の披露だけではなく、素敵に年を重ねご自身を磨いてこられた方々からパワーを頂きました。

流行りすたりの激しい歌謡界にあって、長年活躍するだけでも相当な努力が必要だと思いますがその努力の結晶や、自分らしさを追求しそれを表現している歌手、アーティストからは「生き方」についてのメッセージを頂いたように感じました。
年末にふさわしい良い番組だったと思います。

視聴率は前年よりも1ポイントアップしましたが、表面的な表現方法の追求から、もっと内面的な訴求に変更したのが要因だと思います。

紅白歌合戦は今人々が求めているものを、見つけたのではないでしょうか?

心の豊かさ」が人々が求めているものだと感じました。


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