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2度目の成長軌道に乗せる方法。【sato流 戦略実行講座Ⅱ⑱】

今まで顧客企業のオーダーされるままに事業展開されていた企業様の自社ブランド開発を手伝いすることがよくあります。

最初は、経営者とスタッフ数名でとりあえずやってみるというスタンスで新製品開発やマーケティングを行うのですが、だんだんと軌道に乗っていきある程度規模が大きくなって来ましたら、第2軌道に入るためには、個人の力ではなく、組織力を発揮することが大事になってきます。

分業と仕組みを作っていくことが、リーダーに求められるようになります。

この段階がうまくいくと、加速的に発展していきます。

ところが、リーダーが現場の仕事が楽しくなって、なかなか一段上の仕事に行かれないことがよくあります。

ブランド開発や新製品開発は楽しいので、いつまでもそこに携わっていきたい気持ちはわかりますが、現場スタッフの自立性を育て組織として機能させないと、お客様の期待も大きくなりますので、それに対応できない事態が起こってきます。そうなると、対応できる他社にスイッチしてしまうのです。

戦略的思考をお持ちのリーダーの方は、時期が来ればこれから自分がするべき仕事を理解されるのですが、そうでない場合は、リーダーの方にもう一段上の仕事に移行して頂くことに苦心します。

実務的なことだけでなく、自覚やリーダーの器についても徐々にお導きしていかないといけないと思い、プログラムを開発中です。

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