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とらや × PIERRE HERMÉ PARIS 羊羹【商品分析⑧】


「とらや」と「ピエールエルメ」意外な組み合わせで、お味が想像できないので試してみました。

商品説明は、

 

 PIERRE HERMÉ PARIS のプレスリリースから引用させていただきました。

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小形羊羹『イスパハン』
1本 ¥368、 5本入り ¥1,998
(参考:通常の とらや小形羊羹 5本入 1,620円)

 イスパハンの風味を生かした小形羊羹です。最初に甘酸っぱいフランボワーズがほのかに香り 、 食べ進めていくうちに華やいだライチの風味が口いっぱいに広がり、最後に上品なバラの香りが立ちのぼり、羊羹本来の甘みが感じられます。

<コラボの背景>

1980 年、フランス・パリに出店したとらやと、
1998 年、日本に第一号店を出店したピエール・エルメ・パリ。

私たちは異国の地で、自国の菓子や文化を広めようと取り組んできました。

このたび、とらやとピエール・エルメ・パリは
「とらや パリ店」 40 周年を記念し、コラボレーションいたします。

ピエール・エルメ・パリの代表作とも言える
“イスパハン” の風味を生かした和菓子や、
とらやの餡や羊羹を使用したフランス菓子が登場いたします。

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*ちなみに、イスパハンとは・・・

もともとは、バラの花の一種。

そして、これをモチーフにした、ピエールエルメの代表作のお菓子の名前です。


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ピンクのマカロンの間にライチと食用バラのクリーム、ラズベリーを挟み込み、上にもラズベリーとバラの花びらが飾ってある小ぶりながら豪華で美しい薔薇のケーキです。


食べた感想は、


 商品説明の通り、味や香りがどんどん変化していきます。食べ終わったあともほんのり甘みの余韻が残ります。

 通常、羊羹は単一な味で最初の一口は良いのですがだんだん飽きがきます。(私だけかもしれません。)栗などが入っていれば、その味が点として味わえるのですが、これはグラデーションの味わいがあります。しかもバランスが良いのです。さすがピエール・エルメです。

 結構なお値段ですが、満足度はかなり高いです。


欲を言えば、


 箱はショッキングピンクで、中の個箱もカラフルな水玉模様で、かわいいです。今までにない羊羹パッケージなので、ワクワクします。

しかし、中身はバラ色ではなく、いつもの羊羹でした。

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 「イスパハン」のようなかわいいお色目か、食用バラがどこかにあるといいなと思いました。ただ、そうなると「とらや」ではなくなるのでしょうか。

 また、「イスパハンフレーバーの羊羹」という足し算ではなく、掛け算か化学反応を起こして、今までの羊羹の概念を変えるくらいのものだと面白かったかもしれません。


この後の和菓子やフランス菓子の展開も楽しみです。

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