見出し画像

企画書の作り方【sato流 戦略実行講座㊼】

クライアントのマーケティング部や企画室の方とお仕事をすることが多く、そこで気が付いたことがあります。

企画書を作るということを苦手に思っていらっしゃる方も多いのです。

企画書は、頭に浮かんだものをどんどん書き出して、あとで編集すればよい企画書ができるのです。

しかし、フォーマットに入れ込むことを主眼に書かれているパターンや、頭の中でまとまったものを書こうとするパターンがあり、企画が立体的なものになっていないケースに出くわします。また具体性に欠けていたり、全体的に見たときに歪になっていたりします。それは、意識が企画書のフォーマットにあるからです。

その企画によって人々が生き生きと活動している場面を想像して(←このレベルになるまでが難しいですよね。訓練です。)、とにかく思いついたものをどんどん書き出してみます。それをたたき台に自問自答したり、他の人の意見を聞いたりしながらブラッシュアップを重ねて企画書を作り上げていきます。

完成度の高い企画書は、ぐーーと引いて全体を見たときに調和がとれたものです。

高い完成度というと、百発百中で企画を当てないといけないと思われるかもしれませんが、失敗してもいいのです。思いつくレベルで完成したら形にしてみて、それをお客様に提示して問題点があれば改良していく。そうやって完成度を上げていくのです。

企画技術×時間×経験=企画技能

となっていくので、想像力や頭に浮かぶものをキャッチする能力をじっくりと磨いていってください。羞恥心が消えたり、人から突っ込まれるのが平気になった頃に良い企画が書けるようになっているものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?