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インド国内でプリペイドSIMカードを入手する方法と注意点について

インド国内では外国人もプリペイドSIMカードを購入することができる。日本でWifiを借りたりSIMを購入すると1日あたり数百円かかるのでそれよりも安くつきます。
観光客が集まるようなエリアにはインド主要キャリアの看板を掲げたSIMカード屋があり、そこで簡単に購入できます。

自分はAirtelのSIMを購入したので、それを例に紹介します。

プランと料金

自分が購入した店舗では1日1.5GBで4週間使えるプランが500ルピーでした。相場的にはこんなもんだと思います。
インド国内の電話番号が振られるため、SMS認証が必要なタイプのサービスもこれで使えるようになります。

購入手続き

購入時はパスポートが必要。店舗には未アクティベートのSIMカードがあり、店員がAirtelの専用画面でSIMカード番号などの情報を入力して送金すると使えるようになる模様です。
アクティベートの手続きにはパスポートの写真や利用者の顔写真が必要。顔を左右に動かしたり瞬きしたりして動画撮影する必要があるが、このへんは店員がやってくれるので指示に従っておけばよい。
最後にSIMカードを挿入した利用者のスマホからAirtelの専用番号に通話をかけてプッシュ番号を入力するとアクティベートが完了します。

他の州に移動する場合の注意点

Airtelの場合、SIMカードは購入した州のネットワークに紐づくため、州を超えて移動すると別のネットワークにローミング接続する形になります。州をまたいで移動した場合はデータローミングをONにしなければ通信ができません。ただし、ローミングになっても同じAirtelの回線であることには変わりないため、通信の品質には影響を及ぼさないし追加料金がかかることも当然ありません。詳細はAirtelのサイトに書いてあると思います。

ラダック、ジャンムー・カシミールに移動する場合の注意点

また、自分がコルカタで購入したSIMカードはラダック連邦直轄領に入るとローミングをONにしていても圏外になってしまいました。
店員曰くインドの他の地域で購入したプリペイドSIMカードはラダックとジャンムー・カシミールでは使えなくなるとのこと。この地域は政治的に微妙な地域で入域にパスポートが必要だったりするのでそのへんが絡んでるのかもしれません。
この地域に入る場合、域内でSIMカードを買い直す必要があります。値段は同じでした。

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