わたしの好きなポルトガル語②:マドルガーダ( madrugada)
こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。
外国語を聞いていると、音の響きが何とも言えず好きだとおもう言葉に出会う。
ポルトガル語のマドルガーダ( madrugada)は、わたしにとってそんな言葉の一つ。
サンパウロに滞在した時、遠出をするとなったら、「さちこ、マドルガーダに出るからな、大丈夫か?起きられるか?」と言われ、その度にマドルガーダという言葉に意識をとられ、その音を脳内で反芻してしまい、他を聞き逃してしまっていた。
南米最大の都市であるサンパウロでは、平日の通勤時間はもちろん休日も皆が一斉に遊びに出かけるので、信じられないぐらい道が混む。
だから、道が混む前に、マドルガーダ(madrugada)に家を出る。
夜明け前の、まだ暗いうちに。
音の響きはもちろん、マドルガーダ( madrugada)はそんなお出かけ前のわくわくした気持ちとも結びついて、好きな言葉の一つなのである。
※お読みくださり、ありがとうございました。
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