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カフェ 万年筆沼

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万年筆沼、紙沼、インク沼・・・沼に落ちた筆者の沼ライフ。
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2023年8月の記事一覧

「色彩雫 | 紫式部」で徒然なるままに書く

今日も万年筆で徒然なるままにノートに書いていた。新しく補充した紫式部のインクが綺麗な為、私は機嫌が良かった。紫式部はPILOTの和をモチーフにしたインクのシリーズ「色彩雫」のひとつだ。あまりにも綺麗な紫である為、書いていて私は機嫌が良くなった。 初めは日記を書いていたが、途中でジャーナリングのようになり、やがて、なんとなしに書くようになっていた。 集中してジャーナリングを行い、紫式部の色を楽しむとしよう。 他にもこんなサイトを書いています。

マッジョーレのペンケース(ロールタイプ)

マッジョーレのペンケース(ロールタイプ)を手に入れました。色はボルドーです。マッジョーレはイタリア語で「最高」という意味らしいです。革はカーフレザーです。カーフレザーとは生後6ヶ月の子牛の革です。日本製です。 ペンは6本、入ります。閉じた時に紐を結ぶとかっこいいです。購入してすぐに、細かいシワがついてしまったので、急いで革用のクリームを購入し、塗りました。革製品の知識は無かったので、手入れの仕方について少し調べてみました。 どうやらデリケートクリームが革の変色のリスクも少

万年筆をより書きやすく ー下敷きー

Instagramで大江静芳さんの下敷きの投稿を見た。なんでも下敷きを紙の下に敷いた方が、書きやすいらしい。というわけで下敷きを買ってみた。買ったのはこちら。 ツルツルした面とザラザラした面がある。グラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロで、渡邉製本のクロスフィールドに下敷きを使って書いてみた。 結果は、下敷きが無いよりもあった方が書きやすかった。そしてツルツルした面よりもザラザラした面を上にして使った方が書きやすかった。 クロスフィールドは元々、書きやすく、下敷きが

万年筆沼にハマったきっかけ

私が万年筆沼にハマったきっかけ。それはジャーナリング(書く瞑想)を始めたことだった。ジャーナリングとは紙にペンで自分の思考を書き、思考を可視化し、自分と思考との距離を取る技術だ。自分の思考の癖に気づいたり、無意識に考えていることを意識化することができ得る。 ジャーナリングにハマった私は、いいペンでジャーナリングがしたいと思い、南青山にある万年筆専門店の書斎館に行った。アンティーク調のインテリアとほの暗い照明の店内はあまりにも素敵だった。ショーケースの中には、数万円〜数十万円

万年筆に最適なノート 紙沼からの便り

万年筆ファンの私は万年筆に最適なノートを求めて、10冊以上のノートを試した。その結果、私にとっては、渡邉製本のクロスフィールドが最も書きやすいという結論に至った。このノートは「万年筆に最適なノート」と銘打っており、私はこのキャッチコピーに惹かれて、クロスフィールドを購入したのだった。 紙はトモエリバーというものを使用している。これは万年筆愛好家に人気の紙らしい。薄くて丈夫。ページをめくる時の感触が心地良い。 グラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロで書いてみると、非常に

グラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロを修理に出していた時の話

以前、アネロを修理に出したことがある。インクフローが弱くなり過ぎた為だ。購入した書斎館に持っていき、万年筆の症状を詳しく聞かれ、詳細に答えた。インクフローが弱すぎるので、それを修理するのと、私は筆記速度が早く、筆圧が弱いので、私用にペン先を微調整していただけるとのことだった。微調整とは私用に書きやすくしてくれるということだ。 アネロを修理に出してしばらくの間、寂しかった。だが返ってきた。予定よりも早く返ってきてくれた。インクフローも正常になり、書きやすくなっていた。 アネ

モンブランの万年筆を借りた。

わー!知り合いがモンブランを貸してくれたぞー! 名前を調べたけど、マイスターシュトュックの146ということは分かったんだけど、それ以上の詳細については不明だ。 書き味は抜群だ!私の持っているグラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロよりも書きやすい。 渡邉製本のクロスフィールドやBOOK NOTE、ヌッタで書いたが、アネロよりも、このモンブランの方が滑らかさで勝る。このモンブランに比べると、アネロには筆記感がある。私の持っているアネロはEF(エクストラファイン、極細)だが

万年筆沼にハマった私のジャーナリングライフ

ロールタイプのペンケースをくるくるとほどき、気に入りの万年筆を取り出す。そして万年筆愛好家に人気の紙「トモエリバー」を使用したノートにスラスラと書く。心地良い書き心地。グラフ・フォン・ファーバーカステルのアネロでトモエリバーに書くと、まるで魔法のようにスラスラと書ける。 インクの色も綺麗だ。「天色」「竹林」「紫式部」。PILOTの色彩雫は和を感じさせる。万年筆の良いところはたくさんあるが、そのひとつはインクの色が綺麗なところだ。初めて、色彩雫を使った時は、そのあまりの美しさ