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アートを知りたい

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人生に必要な「要素」としてのアート
運営しているクリエイター

#渋谷

僕らの秘密基地,NANZUKAギャラリー。 ジョナサン・チャップリン展

渋谷のヒカリエの足元。 そこにNANZUKAギャラリーがあります。 看板も控えめだし,そこは地下二階。 秘密基地のようなワクワク感があります。 現在開催中のジョナサン・チャップリン展。 こんな作品です。 1987年生まれ,NYで活躍する若手アーティストですが,昨今注目が集まっています。 今回の展示でも昨日段階で全て売り切れ。 価格は$30,000前後です。 注目度の高さが伺えます。 コンピュータ上でモデルを組み立て, それを絵画,彫刻に落とし込んで行きます。 この手

写真家ソール・ライター いとあはれ

わび・さび in New York. 渋谷で開催中のソール・ライター展行ってきました。 私なりの絵画と写真の違いの解釈は, 絵画や彫刻は, ピュアな創造物である 思考する隙がある 一方で写真は, 量産が可能である 現実であり隙がない と思っておりました。 が,今回ソール・ライターの作品で写真を見る目が変わりました。 感じたのはわび・さび。 ぎりぎり顔が見えないとか,ぼやけているとか, 写真に映る対象者は,具体的な人ではない。 もしかしたら鑑賞者自身かも