コロナ時代の僕たちはなにかを失ったのか:欠けた器を金継ぎながら思うこと
「コロナ以前の生活に戻る」使い古されたこの一文からは,多くのヒトが違和感を覚えるようになった。
元通りの生活を再現するのではなく
「with コロナ」
「新しい生活様式」
といったキャッチーなスローガンが標榜され
しかしどんな価値を付加していくべきか
見通しは冴えない。
この6ヶ月間は間違いなく
私の小さな自分史のなかに
大きなインパクトを残している。
自分史上には,もう一つ思い出される衝撃が刻まれている。
2011年の東日本大震災。
自粛ムードが漂う中,掲げられた