見出し画像

慣れない老いに

渇水のダムに霧がかかる。
深く静かに去っていくものがある。

長く生き過ぎたと思う。
還暦を過ぎて戸惑うことばかりだ。
いつかこの老いになれるのだろうか。
私は若者に、壮年になれたのだろうか。

大人になれないまま、老人になったような気がする。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?