ヨーロッパの闇と光 高橋巌を悼む
ネットニュースで高橋巌さんが死去されたことを知った。老衰95才と記されていた。
手元にある「ヨーロッパの闇と光」(イザラ書房)の奥付をみると昭和56年8月31日となっている。私が22才の頃に買った本だ。それ以来この本をずっと手元において読み続けてきた。もう43年の付き合いになる。
「ヨーロッパの闇と光」から得たものは大きい。知ったことも多い。
シュタイナーと出会い、ゲーテ、ノヴァーリス、フリードリヒ、ユング、リルケを知った。シュタイナーを通して志村ふくみさんの作品と出会った