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Aiと連載小説書いてみた27

AIのべりすとを使用して、毎週連載小説書いてみました!!
(飽きたらやめる⟵ここ重要)

ちなみに、添削やイラストもAiに任せております。

平和を望んだ魔王世界征服を始めました。

汚れた地図とカオスの決断


シャイニングランドのホテル。

カオス達が泊まっている部屋にて。

夕方の時間になり、夕日が西の空に沈み始めた頃のことである。

カオスは寝転がりながら物思いにふけ、イニドは読書をしていた。イドは1000回目の腹筋を終えた後、体を起き上がらせた。彼は息を切らすこともなく、思い出したように口を開く。

「そういやぁ、会場の場所だがよぉ…」

その言葉にイニドは本を閉じ、イドの方に視線を向けた。イドはポケットに入れたままグシャグシャに丸められた紙を広げる。イニドはそれを見て顔を顰めた。

「何ですか、この紙グズは?」

「あ?どう見ても地図だろうが!」

イドはさも当然のように返答し、地図をテーブルに広げた。その地図は皺だらけで、汗で文字が歪みところどころ読めなくなっていた。イニドは額に手を当ててため息をつく。報告資料を雑に扱い、唐突に重要そうなことを話し始める彼に呆れたのだ。しかし、イドはそれを気にせずに会場の位置を探した。

「確かどこだったか…お、ここだ!」

イドは指差すと言った。

地図にはホールの絵が描かれ、下には『シャイニング劇場』と小さく書かれている。

「つい先程国王がやってきやがってよぉ」

イニドはそれを聞くと慌てながら言った。

「先程って!?午前中のことですよね!なぜ今更……し、失礼なことしてないですよね!!」

「さぁな?」

イドは国王に対してどんな態度をとったか覚えていなかった。イニドはそれを聞くと頭を抱えた。

もし彼がシャイニングランドの国王に失礼なことをして、劇の公演の許可が取り下げられたらと思うと不安で仕方がなかったのだ。

しかし、イドは鼻で笑うと言った。

「適当に相槌打ってたら居なくなった。んで、渡された地図を無くさないように自分のズボンに入れといたんだよ」

「筋トレ中、ずっとその地図は貴方のズボンのポケットの中にあったんですか!?」

イニドはそれを聞いて納得した。長時間、地図を小さく丸めてポケットに入れ、汗まみれで筋トレをしていた。読書に夢中で気づかなかったが、もしかしたら、タオルの代わりにこの地図で汗を拭いたのかもしれない。それでは、地図もぐしゃぐしゃになるはずだ。イドはイニドの態度を他所に話す。

「今日の夜から誰も使わないってことだから、劇の準備するなら今日の夜から始めていいってよ。つまり、一日貸し切ることができたわけだな」

イニドはイドの言葉に驚く。そして、早速向かおうと、準備をしようとしたが、先程のカオスの悲しい顔を思い出し、彼をちらりと見た。

「カオス様、気分が乗らないのであればここでの公演は控えますが。いかがなさいますか?」

カオスはそれを聞くと、頷こうとした。劇を公演しても無駄だと考えたのだ。しかし、本当にここで諦めていいのだろうか?平和への道は決して平坦な道では無い。それを覚悟して、魔界から人間界に来たのだろう。諦めなければ、きっと自分たちの思いが伝わるはずだ。カオスはそう考え直した。

「……ううん、やる」

カオスは強く首を横に振り、答えた。その様子を見て、イニドは微笑んだ。そして、イドに言った。

「では、さっそく行きましょうか」

「おうよ!」

2人はそう言って部屋を出ていった。一方、カオスは1人で部屋に残っていた。彼は窓から外を眺めていたが、やがて立ち上がり部屋を後にしたのであった。

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