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Aiと連載小説書いてみた9

AIのべりすとを使用して、毎週?毎日?連載小説書いてみました!!
(飽きたらやめる⟵ここ重要)


平和を望んだ魔王世界征服を始めました。

片付け


やがて日が暮れていく頃であった。

「たく、なんで俺がこんなことを」

イドはそう言いながら、イニドが魔法で出した木を何百本も持って、一本ずつ植えていく。一方、魔力を高めるために嫌々カオスの痛みに呻く声を聞いているイニド。彼は普段の力の倍ほどの魔力を出し、木を増やし続けている。

「あなたが暴れすぎなかったら、半壊だけで済んだのです」

イニドはそう言って、土魔法で焦土を植物が育ちやすい土に変えていく。イドはその土に木を植える。

「おい、あと何本だよ」

「はぁ、分かりませんよ。まだまだ先は長そうです。今日は徹夜ですね」

イドの言葉にイニドは汗を拭いながら答えた。

そんな2人の元にカオスがやってきた。

さすがに言いすぎたかもしれないと、カオスは悲しそうな顔で2人に謝る。

「ごめんね、二人とも」

そう言うとイドとイニドは静かに作業を続ける。だが、二人は嬉しかったのだ。イドもイニドも、自分達のために怒ってくれたこと、そして仲直りをさせようとしてくれたことがとても幸せで、それだけで怒りが収まっていくのを感じたからだ。

彼は普段は無表情であるのに、この二人の前でだけ表情をコロコロ変えるようになったのだ。それもこの魔物たちからすると嬉しいことだったのである。

イニドは深々とお辞儀する。

「謝らないでください。カオス様はわたし達を止めようとしてくれたではないですか。それはもう素敵でした」

「はっ、ごますりが」

イドはイニドの言葉にそう返す。

だが、カオスの頭を土のついた手でぐしゃぐしゃと触るとニカッと笑う。

「てめぇが無事でよかった」

「うん!」

カオスはイドに抱きつくと、イドも抱きしめ返した。イニドもカオスを抱きしめる。

そんな彼らに魔物たちは微笑むのであった。

(続く)

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