雨の日に。
朝、毎日1時間散歩している。
出発前に「雨が降りそうだな」とわかっていたが、降らないことに賭けて傘を持たずに出た。
案の定、雨が降り始め、久しぶりにすっかり雨に濡れてしまった。最初は濡れることが嫌だったけど、途中からどうでも良くなった。
「人間は自然には所詮勝てないのだから、その変化をやわらかく受け入れながら生きていくのがほんとうは良いのだろう。打ち勝とう、なんておこがましい考えだ。」
そんなふうに考えながら歩いていたら、だんだんと雨に濡れることが気持ちよくなり楽しくなった。
ふと思い出すのは、アジアや欧州で街角を歩いていたとき、突然雨がふってきてもだれも慌てていないことがあり驚いたことがある。
私一人だけ「濡れたらどうしよう」と慌てふためいていて、まわりとのギャップが大きかった。そのときも、まちの人々の雨に対する大らかさをうらやましく思った。
自然の変化。
ネガティブにとらえずに大きな心でうけとめて、逆に楽しんでしまおうというくらいの心持で日々すごしていきたいものだ。
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