見出し画像

3つのやってみたい事その①前編|かけがわ茶エンナーレ美術プロジェクト

美術プロジェクトを進めるにあたり、やってみたいこと、そのひとつ目は、「アーティスト・イン・レジデンス(AIR)」です。
私は生まれが静岡県外で、掛川のまちには大学生時代の活動が縁で出会いました。外からの目線で見る掛川市の魅力は、掛川茶の農風景と文化もさることながら、人々の温かさだと10代のころから感じてきました。
温暖な気候と魚介・農産物の豊富さが人々を穏やかにしたのかも?
東海道のほぼ中央に位置して2つの宿場があった掛川は、江戸と京都を往来する人々を受け入れ送り出してきことでしょう。人を迎えるホスピタリティが現代にも受け継がれているのかも?
二宮尊徳の説いた報徳思想が根付いてるのかも?
全部個人的な憶測ですが、何しろ人が温かいです。現に掛川を訪れた人が、この町の魅力に「人」を挙げる場面をよく目にします。
 
そして、故榛村純一元市長が日本で初めて宣言した「生涯学習都市」という町の在り方をリアルタイムで経験した市民の向学心のような前向きさがあります。
 
人の温かさをつくる風土・歴史・文化の魅力があること。
訪れた人を迎え入れるホスピタリティがあること。
この町には、アーティストを招きたいと思える資質があります。
 
掛川市周辺では素晴らしいアートイベントやAIRが実施されています。リスペクトし、学びながら実現していきたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?