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コルクラボマンガ専科6期 15週目の振り返り

15週目(2022.7.14~2022.7.20)

7月14日、10回目の講義

講義開始前に、前回提出の「予告マンガ」の講評。
企画が強い作品の3つの要素として「アイコン性」「アイディア性」「コンテンツ性」があり、その3つのうちどの要素が強く出ているか?で皆の作品が3通りに振り分けられました。
わたしの描いた予告マンガは「アイディア性」のフォルダに入っていました。この先の展開として「状況の面白さ・主人公が何をしていくかが大事」とのこと。
何が強みか、どこをどうしていけば面白くなりそうか、というアドバイスが聞けたのはよかったです。

この日は「ストーリーを構成する主な5つの要素を知る」という内容の講義。
Twitterで1話4ページ×8回の連載を始める直前に「各話で“描くべき感情”がある」ということを教わりました。
「第1話ではこれを描く、第2話ではこれを、第3話では…」と、かなり具体的です。

これまで、どの回の講義もとても学びの多い講義でしたが、いざ「前半3か月で学んできたことの成果を形にして公開しましょう」という段階になって、とても大きな宝物を授かった気持ちになりました。これは今回の連載だけではなく、一生使える…!と。

この時点でわたしは少々(かなり…?)出遅れていて、なんとなくぼんやりと「こんな話を描きたいな~」というものはありましたが、きちんと32ページ分の細かなエピソードやシーン、セリフが決まっていたわけではなかったのです。
Discordを覗けば何人かの同期生たちが「こういう話を描こうと思っていますが、どうでしょうか?」とネームを見せあい活発に意見を募っていたりして、内心とても焦っていました。

課題マンガ(と新刊の原稿)に極振りしたいときに限って。

「馬の鼻先に人参作戦。」焦る一方でこんな漫画を描いていたり。

毎週4ページの課題のマンガの更新をしながら、次回9月4日開催予定のコミティアには「課題作品とは別に新作描いて新刊出したい!」という希望もありました。コミティアで出したい新刊の内容は、課題で描いている作品の本編にあたるので、こちらも何が何でも進めたい。
ということで、8月いっぱいまでは「課題の連載50・新刊の原稿50」で時間と体力を使おうと考えていたのですが、案外こんな時に限って別の作品のアイディアが降りてきたりする…。

7月12日には「コスメ」、7月16日には「漫画の描き方」がテーマのエッセイ漫画のネタがふっと浮かんで、「とりあえず忘れないようにネーム切っておこう!」で少し、時間を費やしてしまいました。
公開できるのは少し先になるかも?ですが、これもちゃんと描きたいと思います。

7月20日12時、連載第1話公開。

前回のnote記事「13週目の振り返り」でも「見切り発車」で予告マンガを描いて公開していたことを書きましたが、連載第1話も「その先の細かいところが決まらないまま公開」ということになりました(もちろん、教わったことはちゃんと踏まえつつ…!)。
7月20日の12時に一斉公開ということでしたが、ホントに12時ギリギリまでかかってしまいました。

やはりハッシュタグの効果か、過去作品に比べておおむねいい感じの反応いただけております…!

少しホッとしたものの、一週間後には第2話を公開しないといけない。締切りを守ることがこの課題の評価のうちに入っているかはわからないけれど、やはり決められた日に公開できると自分の気持ちがすごく落ち着く。
全く気を抜くことのできない夏の始まりです。

コルクラボマンガ専科6期 受講の記録まとめはこちら

2021年5月末、大阪から東京へ引っ越しをした時の話。完結済。

「西から東へ」の続編にあたります。毎日1本ずつ更新中。


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