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コルクラボマンガ専科 12週目の振り返り

制作中のBGM、ここ数日はこれまでの講義アーカイブ動画ではなく「波の音」などの涼を呼ぶチャンネルになっているトリハラです。
耳から吸収するマイナスイオン…(吸収できるの?)自然の音っていいですね。癒され~。

イメージ。写真のフリー素材サイト「写真AC」様より。

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12週目(2022.6.23~2022.6.29)

6月23日の講義

6月23日の講義は「ヒット企画を作るために」。この時もまず前回提出の課題の添削から始まりました。
「主人公の主義が伝わるシーンを1~4ページで描いてみよう」という課題。
提出は下描き状態でしたが、その後完成させたものをTwitterにて公開しました。

今回は「主人公(というか登場人物)の主義が伝わる」ことを第一に考えました。
読者に好まれるかはともかく、「拝金主義のキャラクター」はちゃんと拝金主義者として伝わっていたということで及第点でした。

添削の後は、7月から始まる「週4ページ×8回の連載(Twitterにて)」に向けての講義。
コルクラボが考えるヒット作の条件は4点。その内の一つ“作品”には3つの要素があり、どれも次回の連載では外せない、外したくない…。

この講義の前にDiscordで同期の方たちからも、描きたいと考えていた作品について意見をいただいていましたが、4本のネタのうちどれを連載にしようかと、この時点でもまだ決めかねていました…。

6月25日の講義

「表現実習2“相手に響くように伝える”」講師は山田ズーニー先生。
自分は今、どんな関係性のどこに立っていて、誰に向けて言葉を紡いでいるのかを意識することがとても重要であると学びました。

SNSの投稿でよく、リアルの知り合いではなさそうな人たちが意見を戦わせているのが散見されます。
その中には、あるテーマで述べられている意見に対して、見当違いな持論や「脊髄反射か?」と思うような感情的な反論もよく見かけます。

大学を受験する高校生に「合格点を取るための小論文の書き方」を指導するズーニー先生は実際にあったケースを挙げて、「なぜ受かる小論文が書けないか?それは(人間関係の)関係性が把握できていないからだ」と仰いました。

ああ、ネットで見かけるアレも、自分の立ち位置やリプライを送る相手のいる場所を見失った結果の文字列なのか…。

言葉は想いの乗り物。言葉に想いは乗っているか?その想いは本物か?
作品の作り手から受け手に向けメッセージを届けようとする時、これは忘れてはいけないと思いました。
(物語の中では、時に言葉の行き違いがドラマになったりもしますが…)

2人1組になっての実習。今回は「伝えたい相手が目の前にいるとして、今その人に何かを伝えるなら」。
わたしは「〇〇年おつきあいしてお別れした元彼」を「伝えたい相手」として選びました。

彼に未練はまったくありません。ただ、わたしは長年飲み込んできた言葉を急に吐き出したくなったのでしょう。
その気持ちがなぜかこのタイミングで湧き上がってきたのです。この日たまたまわたしとペアになってしまった同期生さんには申し訳ナイ…(汗)

その後に全体発表もありました。伝えたい人(親御さんだったりお友達だったりお勤め先の人だったり)への伝えたい言葉を全員分聞き、わたしも順番が来た時に「元彼への言いたかったこと」を打ち明けました。もはや元彼と呼ぶにはすっかり遠くなった気がしますが。

この時も前回のズーニー先生の講義と同じく、「皆それぞれこれまでの人生に抱えてきたものがあったんだなぁ…」という思いが湧き、「人間っていとおしいなぁ…」的なことをチャットに書き込んだ気がします(保存したと思っていたけど保存できてなかった…)。

山田ズーニー先生の1回目の講義は4月30日に行われていました。

活動一時停止

さて講義が2回、間をおかずに続いた後4日間ほどは、ほぼ何も手につきませんでした。なんだか両肩と背中の上部が重くだるい、そしてやたら眠い。
運動不足、日頃の不摂生、夏至から新月にかけての時期(占星術的には意味があった)…思い当たることは複数あります。
体のだるさも相当でしたが、頭の中でも一人反省会。

今まで描きたいものを描きたいように描いてきたけど、果たしてそれは正しかったのか?
自分の描きたいものが読み手の方に受け入れてもらえればいいなと思っていたけれど、思っているだけでは届かないのでは?
より多くの読者の心をつかみたいと考えた時、果たしてその考えだけで本当にいいのか?

わたしはもう少し(いえ、もっと)受け取る側のことを考えた作品を創るべきだったのでは?
自分の描きたいものより、読み手が読みたいと思うものを提供するのが商売の基本なのでは?
わたしは創作活動に対するこれまでの考え方を改めるべきなのでは?
………………

体も頭も、ついでに心も疲れている時には無理をしない(本当に若い頃とは勝手が違う…)ということで自分の創作の手を止めて、たくさん他人様のブログを読んだりYou Tubeを見たりして過ごしました。
…で、手を止めて他の方の創作物を見ている時に、その中に求めていた答えが見つかったりします。面白いことにいつもそう。

コルクラボマンガ専科6期、12週目(ちょうど折り返し地点!)はこんな感じでした。

コルクラボマンガ専科6期 受講の記録まとめはこちらです。

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