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コルクラボマンガ専科6期 22週目の振り返り

22週目(2022.9.1~2022.9.6)

9月1日、Twitter連載第7話公開

声フェチ女子がイケボのバンドマンに出会って恋が始まる話・その7

9月1日、15回目の講義

この日は演出家の先生による「キャラに演技指導できるようになる」という講義でした。
漫画家は「企画者・プロデューサー・脚本家・演出家・カメラマン・役者」である必要があり、登場人物の気持ちをいかに表現できるかが大事。
気持ちを伝えることができないと読んでいる人に伝わらない、伝わらないと感動がないから。
気持ちで演技することを踏まえた上で「音と動作」を補完的に使おう、ということを教わりました。

また体の各パーツについても、例えば足なら「組む・開く・閉じる・爪先立つ…」ではそれぞれの姿勢になるとき、行動を起こすときにはどんな気持ちがこもっているのかなど、普段からよく観察しておくことがいずれ血となり肉となって演技に役立つ、ということです。たしかに…。

演技についていえば、8月11日に行われた講義で連載3回目の作品について講評がありましたが、私の作品は特に手の演技が出来ているというお言葉をいただいておりました。

特にこの辺を画像を上げてご説明くださいました。

わたしの漫画歴は小学生の頃の「小学〇年生」などの雑誌に始まり、中でも「同年代の少女がアイドルデビューしてステージで大活躍!」的な作品が好きになって模写していたりして(当時そんな漫画が多かったようです…)後になかよし、りぼんと続いていました。
少女漫画の影響は大きかったです。やはり手や指先の動きは特に真似してよく描いていました。三つ子の魂百まで…!

同期生が見せてくれたドラマ

この講義、後半は映像作品を見ながら進められましたが、その作品は今回の講師の演技指導を受けた同期の受講生数人による数分間のドラマでした。
脚本はこの先生がお書きになり、それに沿って演技指導を受けて撮影されたドラマです。

この短編ドラマに出演可能な受講生の募集があったとき、「こんな機会はなかなかない…!」と思ったものの…わたしは応募せず観客側。
出演された同期生が体験漫画をTwitterにあげてくれています。

同期生出演のドラマを一旦流し、その後所々で一時停止しながら先生の解説。
この講義で「イマジナリーライン」という言葉が出てきました。画面上に2人の人物が向かい合って並んでいるとき、その2人を結ぶ見えない線のことを指す、映画撮影など映像・動画収録の専門用語です。これは漫画を描く際にも必要な考え方で、これをちゃんと意識しておかないと読むのに疲れる、違和感を覚える漫画になってしまうとのことです。

私の作品、イマジナリーラインという言葉を知らないまでも、読者目線で視点があっちこっちに移動しないように気をつけてきたつもりでしたが…どうでしょうか。

ドラマ内で出てきたセリフの一部は同期の間で流行語になり、この日からしばらくの間(今も?)TwitterやDiscordで頻繁に見ることになりました。なんて楽しい仲間たちなんでしょう…。

Twitterでは9月7日に「声フェチ女子がイケボのバンドマンに出会って恋が始まる話・最終回」を公開しました。

「声フェチ女子がイケボのバンドマンに出会って恋が始まる話」の本編、「アリとキリギリス」は以下で無料公開しています。
少し長めのお話、少しずつ更新中。よろしければこちらもご覧ください。

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コルクラボマンガ専科6期 受講の記録まとめはこちら

2021年5月末、大阪から東京へ引っ越しをした時の話。完結済。

「西から東へ」の続編にあたります。完結済。


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