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差別と区別4


時は流れて

今、最愛の子供達とは離れて暮らしている。
もう長い…辛い日々

そんな中、俺は逢いに行った。
遠く離れた子供達に。

晩飯でもどう?食べに行こうよ!!って

娘は冷たかった…
そんな気分じゃないって雰囲気を漂わせ
行かない、と…
パパは悲しかった…
そんでも息子は受け入れてくれた。

いいよ!腹減った!!行こうよ!!
俺はパパが来てくれて嬉しいよ!!

って。
息子の本心かどうかは分からない。
別居中の妻と住む息子。
俺達夫婦の今の関係性を知っている

(夫婦間のことは、また別の機会に書こうと思う)

息子がラーメン食いてぇって言うので旨そうなラーメンを探しに二人で出かけた。

普通の親子のように普通に話して。
一瞬で元の父親と息子に戻れたような気がした。
そんな中、息子が少し本音を漏らした。
自分(息子)と妹(娘)とのこと

「〇〇〇(娘)は自分勝手なんだよ!!
急に不機嫌になるしさぁ!!」
と…

まあまあと息子をなだめる俺

「それでもパパは〇〇〇(娘)が可愛いいんだよ…」と

すると息子が

「俺、昔から思ってたんだけどさぁ
パパは〇〇〇(娘)に甘いよね。いっつも〇〇〇優先でさあ」

と…

俺は正直どちらか一方を優先してきたつもりはない。
子供達が反対のことを言うと(例えば晩飯なににする?とか)交互に聞いてきたつもりだった。
でも息子からすると、そうではなく娘を優先していたように映ってたみたいだ。

どちらかと言うと息子の意見を優先してたような気がする…妻も同じく

それでも息子にはそうは映らなかった。
きっと無意識に娘を優先してしまってたのか?

その時俺は息子にこんなことを話した

「父親にとって娘って何か…特別な存在なんだよ…お前も娘が出来たら分かるよ…」

続けて

「ごめんな、そんなこと思ってたのか…」

って。

今思い返すと…娘の方が特別って意味で捉えられてないか心配になる一言だな…

区別はしたとしても差別したことは無い、つもりでも受け取る相手によってはそうは思わないこともあるんだと。

反省しなければならない
子をもつ父親として

それでも平等の愛情はある
形は違えど愛情の大きさは
息子にも娘にも何ら変わりはない。

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