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ワイヤレスモバイルバッテリー

見るべきはレビューの低評価だが…

久々にAmazonでゴミ商品を買ってしまいました。
ご存知の方も多いと思われますが、安い製品を買うと、届いてから星5をつけてレビューをすれば…みたいなも製品が多く存在しています。
しかしながら侮ることなかれ、中にはそういった製品でも一定の基準を満たし、それなりに満足感の得られる商品があるのは否定できません。
逆もしかり…製品に問題ないのにも関わらず低評価をつける人も中にはいます。
つまりレビューを読み解くのは非常に難しいのですが、今回、久々ゴミ商品を購入してしまい、あまりにも腹が立ったので記事にしてみます。

今回購入したのはワイヤレス対応モバイルバッテリーです。
届いた箱からして不安を感じた。
画像の左は8,000mAhを謳う製品
画像の右は10,000mAhを謳う製品
いや。スリム化をいくら実現したといっても、この箱の大きさの違いは不安でしかありません。
Amazonでの購入の際は低評価を見極めることから始まります。
色んな低評価、手弾的な妥当性なども考えて買うのですが、左の製品ははっきり言ってゴミでした。

並べた状態
厚みの違い
重ねて置いた状態

厚みや大きさの違い、たかだか2,000mAhの違いでこれだけの差が出るのはちょっと信じられまさん。
それに8,000mAhの製品はUSB-A端子を備えているため、バッテリー容量は小さくなります。
その為、8,000mAhを謳っている割に全く持ちません。約6時間で放電してしまいます。
私の使っているiPhone 13 Pro Maxは大体4,000mAhの能力ですから1日持たないでは話になりません。

今回購入したのは上記の製品です。
お察しの通り、TRKOY MagSafe対応 モバイルバッテリー8,000mAhを先に購入し、あまりにも使えなすぎたので後からESR モバイルバッテリー Magsafe 大容量 10,000 mAhを購入したと言う経緯になります。
まずどちらの製品もそうですが、Magsafe対応ですが急速充電(15W)には対応していません。これはESR製品の方にはしっかり7.5Wと書いてありますので良心的です。
TRKOY製はiPhoneにくっついただけでは充電せず電源ボタンを押さなければなりませんが、ESR製は電源さえ入っていればくっついたら充電を開始します。
先述通り、TRKOY製は約6時間ほどでバッテリー切れになりましたがESR製は約16時間20分持ちました。

因みにこの計測時間はフル充電の状態で装着、ずっと100%を維持させている時間になります。また、使い方によっても持続時間は変わります。
iPhoneは充電されている状態で動く機能も多い為、通常とバッテリーの消費の仕方が変わっているかも知れません。
また、ワイヤレス充電の効率は非常に悪いと言われており、最大で約50%のエネルギーを損失すると言われています。
ですから通常のモバイルバッテリーよりも充電できる量は少なくなると思った方がいいでしょう。
しかし、そこを加味してもTRKOY製はどう考えても8,000mAhもあるとは思えません。

持続時間からして4,000mAもないとなりますね。
流石にESRはiPhone / iPadのケースメーカーとしてもお馴染みでそれなりに名が知れていますので、下手な商品は出さないと思うのです。
TRKOY製は重さも123gしかありません。ESR製は225g、昔買ったcheero製の10,000mAのモバイルバッテリーは258gでしたので大体容量的にも一致していますので、TRKOY製がだんだん怪しく見えてきますよね。
と言うわけで、返品決定です。

10,000mAhなのでiPhone 13 Pro Maxでも結構デカく感じる

とはいえ流石に10,0000mAhはでデカいし重たいです。
ですがiPhooneにくっついていれば普段の倍以上使えると思うと頼もしい製品です。
有線で繋げばもっと使えるかもしれませんが、今回はそこまで検証していませんので、今後何かしらの機会に検証してみるかもしれません。
やはり、ある程度名の知れた製品の方が安心はできますね。
ESR製はスタンドもついているので縦横どちらでもこのスタンドは重宝します。地味にありがたいです。
モバイルバッテリーの商品選びは安いのも多々出ていますがなかなか難しいですね。

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