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誰かとハモれた”あの日々”

 こんにちは、リオと申します。今回は、Panasonic×noteで投稿コンテストが開催されていることを知り、「# 自分にとって大切なこと」を考えてみました。そこで、改めて自分の人生で貴重な経験だったと一番に思い浮かんだのは、高校時代の部活動でした。高校では、合唱部に所属していて、そこでの3年間の経験は本当に楽しく、温かい日々でした。今回は、そんな私の懐かしい昔話を見ていただけると幸いです。

・合唱に出会えたこと

 当時私が通っていた高校は、9割以上の生徒が部活動に所属しているほど盛んでした。私も何かしらの部活動に入った方がいいのかなと思いながら、学校の仮入部期間を過ごしていました。中学校では、卓球部に入部していたのですが、運動部に所属すると練習日数や土日に行われる練習試合や大会の影響で、学業との両立が少し難しいのかなと思い、練習日数もそれほど多くなかった合唱部に入部しました。

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・当時の私は

 入部したのはいいんですが、それまで自覚していなかったのですが、私は合唱の初心者である上に、ちょっと歌がうまくなかったんですよね。高い声があまり出せなかったこともあり、バスパートに入ったのですが、当時のバスは3年生の先輩(パートリーダーでとても優しいと先輩だったんですが、先輩は歌よりもピアノがとんでもなく上手で、部に入りながらも定期的にピアノのコンクールで賞を取られるほどの方でした。)1年の同級生と私の3人というパートでした。また、同級生はとても綺麗で渋い声を出せる子で歌も上手でした。その中で、私一人だけが初心者でかつ歌も上手くないという状態でした。それでも、同じパートの先輩や同級生が一緒に練習してくれたり、違うパートの先輩や先生が練習前や後に、私の課題だった部分を教えてくださったりと、部の人たちに支えられていたこともあり、なんとか持ちこたえられていました。

・面白かった練習

 私の部では、コンクール前に毎年同じ練習をしていたらしいのですが、異なるパートごとに並んで歌うという練習をしていました。もしかしたら、他の合唱部でも似たようなことをしているかもしれませんが、当時の私にはとても新鮮でした。この練習の意味は、『ともに歌う”仲間”の声を聴くこと』であると、顧問の先生は仰っていました。同じ課題曲を歌う仲間でありながらも、共通している部分(揃える部分や歌うときの表情、歌詞に対する理解)と異なる部分(パートごとに違う歌いだし)をお互いに気を付けながら練習していました。

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・”仲間”との共有

 合唱は、ソロやデュエットで歌うのに比べて、声やタイミングをしっかりとまとめるのが難しいです。また、それぞれが歌える音域も全く異なります。すごく高い音を出せる人から低音を出せる人など、様々です。その中で、互いにリスペクトし合い、1つの曲をともに歌う。

簡単なようで、とても難しい。でも、すごく楽しかった。

この時に、合唱部で様々な曲を歌うことが出来たのは、私にとって大切な事であったと断言します!

皆さん、ここまで私の稚拙な文を読んでくださり、本当にありがとうございます。

 



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