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【きょうだいの特徴1】「親」と「子供」の気持ち。第一子の特徴。

2020年4月13日㈪です。今回は、きょうだいの特徴1になります。「親」「子供」双方の気持ちについて、第一子の特徴についてのシェアになります。

早速まいりましょう。

フュ~イゴ~👇👇👀

【子供の状態を理解する】

アドラーは、家族というものを理解するための解釈として「子供の心理的な立場」を重視しました。

きょうだいとは、同じ親から生まれ、同じ家族の中で育ちますが、きょうだい関係によって互いに違いが生まれます。


そして、多くの親はきょうだいを平等に愛するように努力しますが、それぞれのきょうだいが、全く同じ愛情を受けて育つのはほぼ不可能です。

同様に愛したと親が思っていても、親から見た子供というのは「姉」「弟」などのように位置関係が決まっており、すでに平等とはいえません。

そのため、無意識のうちに子供への接し方が変わってしまうのです。


子供の目線で見ると、親は子供ごとに対応が異なっているように見えて、他のきょうだいと優劣を比べられているかのように思う事があります。

また、親から見る「子供」の姿が違って見えるように、子供から見た「親」の姿も、子供によって違って見えるものです。



【第一子の立場とは】

第一子の子供というのは、しばしの間、親の愛を1人で独占することが出来ますが、第二子が誕生するとその環境は崩れ去ります。

そのため、親からの関心を再び得ようと必死になり、「1番」に執着する傾向にあります。

向上心が強く、過程内での伝統を受け継ごうとする気持ちも強い一方で、間違った道に進んでも、そこでも「1番」を勝ち取ろうとしてしまう傾向があるので注意が必要です。

また、第一子の多くは、非常にまじめで責任感が強く、他のきょうだいのお手本となる行動を心がけたり、集団でのリーダーシップを発揮したりする事が得意であるのが特徴的です。

第一子はいわゆる、「いい子」であるケースが多いのですが、「いい子」であるがゆえに、自分の気持ちを抑え込み過ぎて苦しみを抱えやすい傾向もあります。

こうした傾向というのは、大人になっても変わらない事が多いため、カウンセラーは、どれだけきょうだいがいたのか、などのきょうだいの情報収集をしっかり行いましょう。


【まとめ】

✅親がきょうだいを平等に愛するのは不可能に近いが、親に責任はない。

✅きょうだいの間でも、親の対応は変わるため、子供にとっては「優劣を比較されている」と感じる事がある。

✅第一子の特徴としては、
・良くも悪くも「1番」に執着しやすい。
・リーダーシップを発揮しやすい。
・まじめ。
・責任感が強い。
・一人で我慢して耐えようとする。
・「いい子」である事が多い。


👆感想。
私は第一子でして、この特徴が見事に当てはまると思いました。

「周りから良く思われたい」「やるなら1番にならないとイヤだ」という気持ちが強い傾向にありました。

特に、「1番になれない」と分かった途端にやる気がなくなり、無気力になる傾向にありました。
きょうだいの環境というものは、個人の性格に非常に大きな影響を与えると思いました。


はい。いかがでしょうか。

今回はこちらで以上です。

よろしければコメントもお待ちしております。

最後までお読み頂いてありがとうございます😉



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