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【カウンセリング】「離婚」「死別」「再婚」で揺れる子供の接し方。

2020年3月22日㈰です。今回は問題を抱えやすい家族環境の変化についてです。心に傷を負いやすい出来事3つのご紹介と、接し方についてのシェアになります。

早速見ていきましょう!!
フュ~イゴ~👇👇👀


離婚

結婚した夫婦が、お互いに価値を感じなくなった時、「離婚」という選択に至り、家族に問題を生じさせる事があります。

離婚の原因は様々ですが、家族環境に大きな影響を与えます。特に子供がいる家族には大きな問題を生じさせる可能性があります。

親の離婚の影響で子供は生活環境が変わるだけでなく、名字の変更もあり得る重大な事態になります。

カウンセラーには3つの点をおさえてクライエントに接する事が求められます。

①子供の苦しみに共感、理解すること。
②「離婚は誰のせいでもない」という事を子供と一緒に理解する。
③子供にも「親の事情」が理解出来るように働きかける。

の3つです。
離婚問題は「善悪」ではないことをカウンセラー自体が理解しておく必要があります。



【死別】

家族の誰かが亡くなることで、家族の環境に大きなダメージを与えます。

特に、その死が突然であるほど「悲しみ」「悔しさ」「怒り」の感情が高ぶりやすいです。

特に、親を亡くした子供というのは、もうひとりの親も突然いなくなってしまうのではないか。と「恐怖心」「不安感」を抱く事があります。


カウンセラーは3つの点をおさえてクライエントに接する事が求められます。

①子供の感情に共感する。
②家族は新しい環境に適応する必要がある事を一緒に理解していく。
③死別に伴う問題を子供と家族で向き合って正直に話し合える環境を作る。

の3つです。
心が傷つき、カウンセラーの力が及ばないと判断出来る時は、適切にリファーを考慮しましょう。



【再婚】

子供を連れて新しいパートナーと結婚する事も家族環境に大きな影響与えます。

子供にとっては、離婚と同じように生活環境の変化があるばかりでなく、名字の変化もあり得る、重大な出来事になります。

「元の家族に戻る」という子供が抱いていた期待を裏切る事にもなるかもしれません。


カウンセラーは3つの点をおさえてクライエントに接する事が求められます。

①子供の気持ちに共感し理解する。
②新しい親になる方には、頑張りすぎないように伝える。
③新しい家族で話し合える雰囲気、環境を作る。

の3つです。
②の新しい親は「子供のため」と頑張りすぎる姿勢が子供にとってかえって重荷に感じられるケースもありますので、お互いに頑張り過ぎる必要はないことを伝えましょう。


【まとめ】

✅家族の環境が大きく変わる事態としては、
「離婚」「死別」「再婚」
が主な事態になる。

✅カウンセラーとして共通して求められるのは「クライエントに共感する」こと。今後どうしていくかなど、「クライエントと寄り添う姿勢」が大切です。

✅カウンセラーひとりで抱え込み過ぎず、福祉や病院などへ適切なリファーが行えるように意識しておく。

👆感想。
人の心を扱うカウンセラーは、辛い状況に至っているクライエントに接する事で自分も辛くなり、適切な判断ができなくなったり、気持ちが滅入ってしまう事もあるでしょう。

カウンセラー自体も「自分と向き合う」事が重要だと思いました。


はい。とい事で今回は以上になります。
コメントもお待ちしております。

お読み頂いてありがとうございました。
それでは。\(^o^)/


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