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【カウンセリング具体例】カウンセリング終了間近でも遊びをやめようとしないケースの対応方法

2020年4月15日㈬です。今回は、カウンセリングの具体例になります。

カウンセリングの終了間近なのに、遊びをやめようとしないクライエントに対してどのように対応したらよいかのシェアになります。

早速まいりましょう!

フュ~イゴ~👇👇👀


【カウンセリング終了間近の例】

ミヨちゃん(小学1年生)は友達がうまく作れず、いつも一人で遊んでいます。

本人は一人で遊んでいることに対して辛さや寂しさを感じている様子がなく、学校にも楽しく通っています。

しかし、孤立しているようにも見えることから担任の先生が心配し、母親に連絡しました。

そして、母親からの連絡から、あなたの元でカウンセリングを受けることになりました。


最初のカウンセリングでは、お母さんとミヨちゃんが一緒にやってきて、少し恥ずかしそうにカウンセリングを受けていました。

時間が経過すると、徐々に雰囲気に慣れてきたのか、一人でも楽しそうにおもちゃ遊びをするようになりました。


やがてカウンセリング終了の5分前になり、

あなた
「そろそろ終わりの時間だから、おもちゃを片付けようか」

ミヨちゃん
「うん!」


しかし、2分が経っても片付ける気配がありません。

あなた
「みよちゃん、時間が終わっちゃうよ」

ミヨちゃん
「まだ遊びたい!」


と元気に答えて遊びを継続しようとします。

このような時、どのような対応を心がけたらよいでしょうか。


【GOODな対応】

まだ遊びたいという気持ちを理解しながらも、時間を守る大切さを伝えて時間内に終了させる。

もし、一度でも延長などの例外を作ってしまうと、次回以降「あの時はイイって言ってたのに」と、カウンセラーへの信頼関係が崩れてしまう大きな原因になるので、いかなる理由があっても時間内に終了する。


【BADな対応】

クライエントの気持ちを考えて「今回だけだよ」と延長を許す。

このように、特別な扱いを受けていると、社会に出てからも特別な扱いを期待するようになってしまいます。

社会へ溶け込む練習にもなるので、必ず時間内に終了させる。



【まとめ】

✅クライエントの事情や気持ちを考えて「特別扱い」をしてはいけない。

✅いかなる理由があってもカウンセリングは時間内に終了させる事がクライエントのためになる。

✅電車の遅延などによる、カウンセリング時間開始が遅れても延長はしないので、
カウンセリングを始める前の注意として、しっかり説明をする必要がある。


👆感想。
ちょっと厳しい対応のように見えますが、クライエントが集団で生活するために必要なことを学ぶチャンスですので、特別扱いはしないことを意識したいと思いました。


はい。いかがでしょうか。

今回はこちらで以上となります。

よろしければコメントもお待ちしております。

最後までお読み頂いてありがとうございます。


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