【幼児期問題】トイレットトレーニングに悩む親に対してカウンセラーが出来る事

2020年2月6日です。

チャイルドカウンセラーのアウトプット、

「いっちょやったりますか~」😋

本日は、幼児期(2歳~6歳)のよくある悩みについてお話したします。


【トイレットトレーニング】

トイレの教育はおよそ、2歳から3歳くらい間に初められるのですが、

この頃の子供というのは

「第一次反抗期」にあたる事が多く、子供は親からの強制をひどく嫌がる事があります。

何を言っても「イヤ、イヤ」っていうやつですね。


ですので、親としても思い通りにならないイライラや戸惑いを感じる方も少なくありません。


幼児の子供にはすでに「自我」が芽生えはじめているので、親からの強制ではなく、「自分でやりたい」という気持ちが生まれます。


でも、子供が自分でやってみた結果、失敗してしまう。


ただ、

その結果を親が「この子が反抗するから失敗したんだ」

と受け止めてしまうと、問題が生じます。



親はますます、子供に対して強制を強くし、子供はさらに強く反抗する。

その結果、かえってトイレでの排泄習慣取得に時間がかかってしまう。

という構図になってしまいます。



で、

このような

心理的理由でトイレットトレーニングが進まずに悩んでいる親にたいしてどのような助言をすればよいか

と言いますと、


まずは相談に来られた親の労をねぎらいます。


「〇〇さんは、お子さんを思うがゆえにトイレでの失敗を責めてしまい、ご自身も苦しんでしまっておられるのですね。」

このように、信頼関係を築ことが第一優先です。


間違っても

「それは親である〇〇さんの考えを改めなくてはいけませんね」

と、親を責める事を言ってはいけません。


たとえ、親の行動や言動が間違っていたとしても、子供を思うがゆえに苦しんでカウンセラーの元へ来たわけですから、

カウンセラーとの信頼が築かれない段階での指摘は逆効果になるからです。


【結論】

昔、宗教家の◯木◯子さんが、悩みを抱えた相談者に対して厳しく「それはあなたに問題がある」とバッサリと言い切るテレビ番組がありましたが、

カウンセラーの道を極めたいのであれば、このような事は慎まなくてはいけない。

なぜなら、子育てに悩み、疲れ、助けを求めてきた人に対して「助言」という暴力を振るってしまうと、問題解決に至る前に相談者が潰れてしまう危険があるからです。

ですので、まずは相談に来られた親の労をねぎらうのが最優先なのです。


信頼が築けてきたら「〇〇さんのお子さんへの愛情が強すぎるがゆえに問題がこじれてしまっているのかもしれませんね」

と優しく諭すのがいいでしょう。


うん、😊これが出来るためには、

自分をしっかり理解し、感情をコントロールできる人間でなくてはいないのだと思いました。


以上です。

最後までありがとう。



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