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2050年には貨幣価値は1/10に


D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜

という桂正和さんの漫画がある(私はI"s世代)。
連載時は1993年~1994年

63年後の未来から来た少女が日本の未来を語るシーンがある。
つまり2056年の日本だ。

2056年の日本は人口過密が深刻な問題で、子供を二人以上つくったら極刑になってしまう。
少子化へ向かう現実の日本とは正反対だ。

(↓総務省より)

ちなみに
我が国の総人口は、2050年には9,515万人となり、約3,300万人(約25.5%)減少。 ○ 高齢人口が約1,200万人増加するのに対し、生産年齢人口は約3,500万人、若年人口は約 900万人減少。 その結果、高齢化率は約20%から約40%に上昇。

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.soumu.go.jp/main_content/000273900.pdf

さらに、少女の仕事の報酬も高給である。
100億円だ。
しかし、少女は付け加える。
「この時代のお金に換算したら約10億だけどね」

つまり、インフレが進み、(今(1993)から見ると)貨幣価値が1/10になっているということ(物価は今の10倍になっていると予測される)←あくまで数値は仮定のもの

そうなるの(インフレになる)が自然なのだ。

(理由は資本主義を正常にやっていればそうなるからw)

1993年。
バブル経済は終わったものの、
本格的なデフレに突入する1997年より
前。日本の空気感はまだまだバブルの余韻が漂い、すぐまた日本は経済成長路線に向かう、と誰もが思っていたのだろう。

つまり、社会はインフレになっていく、が普通の認識だったとされる。