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ママ友パパ友ルッキズム。モヤモヤの晴らしかた

先日、地元のお祭りがあり、夫と息子5歳と三人で出かけました。

そこでママ友2人A・Bとそれぞれのご家族と会いました。Aちゃんは息子同士も普段から仲良くしていて、モデルさんみたいに可愛くてとびきり若いママです。
Bちゃんは、三人のお子さんがいて、チャキチャキした私より少しだけ年下のママです。そして
Bちゃんのパパさんと私はほぼ初対面でした。

Bちゃんのトーク仕切りにより、Bちゃん旦那とAちゃん、私の三人で会話することになりました。

このB旦那。
三人で会話していても、Aちゃんしか見ていません。会話の内容も、Aちゃん向けの質問ばかり。
まぁ、Aちゃんといるとこういう事はよくあるので、観察していました。Aちゃんは何も悪くありません。
お酒も入っていたので、より本能が出るのでしょう。やはり、興味のあるものしか目が行かないし、人間ってそういうものですよね。

なんて、思いながらも、やはり情けないことに
傷ついてしまいました。

かつての青春時代の苦い思い出を繰り返すような傷です。ああ、やっぱり大人になっても、親になっても、この思いはついてくるんだな。
わたしなんて、高齢出産のおばさんママだよな、と、誰も私となんか話したくないよな…。
どんどん思考回路はマイナスへ進みます。

ばかばかしいですよね。
本当にそう思います。
私は自分の容姿に対してすごく自信がありません。こういうことがあるとすぐ、自分の容姿のせいにしてしまう癖があります。

いまだに克服できていないことに気づけたので
ここから変わっていきたいんです。

そこで思い出したのは、

①私だったらどうするか。

ということです。

まず三人で会話するなら、三人の共通の話題で、誰か1人を置いてけぼりにする事のないように私はします。ここは結構、大切にしています。

まずこの時点で、ん?
私のほうが、この男性より素敵な人なのでは?
(あくまでこの点においては)

少し前向きになってきました。

次に考えたのは、

②私が出会った、素敵な男性ってどんなふうに接してくれたかな?

ということ。

思い出すのは、少し前に有名な画家の方の講演会を聞きにいった時のこと。
会場に早くついたので散歩していると、なんとその画家の方が会場の入り口がわからず立ち尽くしているようにみえました。
お歳は90歳なので、少し心配になり声をかけ、エレベーターまで案内する旨を伝えました。

すると、「やぁ、ありがとう。助かりました。」と言いエレベーターまでの道のり、なんと私のことをエスコートするかのように腰に手を軽く添えて(いやらしさゼロの、紳士感)一緒に歩いて下さり、エレベーターに先に乗せて下さいました。

案内したはずの私も、あまりのスマートなレディーファーストな振る舞いに感動しました。

この方、かつてはかなりのプレイボーイだったというのは有名な話なのですが、きっと女性という存在へのリスペクトが根底にあるのではないかと感じたのです。だって、私はちっとも美人ではないし、お化粧もおしゃれもほぼしていない状態なのです。ましてや初対面。

よし、この方を基準にしよう。

私にとって、素敵だなと思う人の振る舞いを思い出して、それを正解と思うことにしました。

すると、不思議と無礼だなと思ったBちゃんの旦那のことが、大して気にならなくなりました。

ちなみに、この画家の方は、かなりの百戦錬磨の経験をされた方なので、たいていの若い男性は太刀打ちできないでしょう。それでも、この人はきっと、こういう素敵な大人になっていくだろうな、という人はやはりわかります。

なので、私はそういう人と、心地よい時間を過ごせたら嬉しいなと思います。

もう、勝手に傷ついたりしないでスルーしていける術を身につけよう。
失礼な人に割く時間は、とても勿体無い。

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