アメリカで格闘技だけをしていた話(5)〜UFC272編〜

UFCとROAD TO UFCへの挑戦


note執筆をし始めてもう5回目の記事です。今日はUFCのお話です。日本にいる時は日曜日の朝からファイトパスで画面越しに見ているUFCを実際に現地でみたよってお話しです。

修斗後楽園ホール大会で挨拶をした時。渡されたマイクに電源が入っていなかったので焦った。


その前にTwitterやInstagramでは告知をしていたのですが改めてお知らせです。
6月9日、10日にシンガポールで開催されるROAD TO UFCへの参戦が決まりました。優勝者にはUFCとの契約が認められるアジア人8人を集めたトーナメントに参戦します。意気込みという意気込みは修斗の会場で言わせていただきましたが、やっと人生を変えるチャンスが巡ってきたという心境です。自分がなぜUFCにこだわるのかそんな想いも今日の記事を読んでいただけたら伝わるかと思います。久しぶりに自分の仕事の時間です。楽しみにしていてください。

UFC272 Covington vs Masvidal

UFCは間違いなく世界最高峰の実力を兼ね備えた総合格闘技のエリートofエリート達による潰し合いの夢舞台です。日本でも埼玉スーパーアリーナで開催されていたUFC JAPAN以来の会場観戦でした。しかし今回全く違うのは会場が埼玉ではなくラスベガスであるということ。いつも画面越しに見ていたT-Mobile Arena やMGM Grandを間近で見た時の喜びは忘れられません。

僕の中でここは聖地。UFCの看板もすごく大きい。


今回の修行は全て視察の為と銘打ってきたのですがこの日ばかりはただの格闘ファンに戻らざるを得なかったのです。今回は3月1日にラスベガスに着いて3月5日開催される大会を見たので序盤に1番大きなイベントを持ってくるスケジュールでした。そしてモチベーションを上げた状態を作り修行に取り組もうという算段です。
しかしながらこの大会、発表された時には私的目玉カードが2つあったのですがその2つが消滅してしまうというアクシデントがありました。フェザー級タイトルマッチのアレクサンダーヴォルカノフスキー対ジョンチャンソン、バンタム級タイトルマッチのアルジャメインステーリング対ピョートルヤンの2大タイトルマッチが消滅、特にフェザー級タイトルマッチは自分の階級の世界最高峰の試合、これを見るためにUFCを観に行くと言っても過言ではないほど大きな試合でした。たしかに残念な気持ちは大きかったのですが気持ちの切り替えは得意なのですぐに前向きになれました。現地でUFCを観戦できるという事に価値を見出し前日の公開計量から思いっきり楽しもうと決めたのです。
ちなみに今回のUFCはアメリカ在住の友人と一緒に観に行ったのですがその友人もUFCは初めて現地で観戦するとな事でとても楽しんでもらう事ができました。チケットの購入を友人にお願いしたのですがその時に驚いたのが手数料の高さです。

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