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ホワイトカラーの大リストラ時代

みなさん、こんにちは。

突然ですが、リストラについてどう思いますか?自分には関係ない話と思っている方が大半だと思いますが、リストラの時代はすぐそこまで迫ってきています。2025年には多くのサラリーマンがリストラされてしまうと言われているほどです。
そんな激動の時代を生き抜くために、まずは今後の日本の未来把握が必要です。どんな未来になっていくのか、抜粋して紹介していきたいと思います。

1、国の「定年雇用努力」義務化で民間に押しつけ

国は定年雇用努力を民間企業に押しつけています。企業には従業員を定年まで雇用してほしいと。要するに、国は国民の面倒は見ないですよと言っているようなもの。今の企業が昔のように終身雇用出来ると思いますか? 実はそんな時代はとうの昔に終わっています。だからわざわざ国が企業にそんなことを求める時代になったのです。

2、老後3000万貯めてくれ発言

老後は3000万必要という試算。簡単に貯められる金額ではないですよね。老後は年金でやっていけると思っていたら、こんな発言で政府は大炎上しましたね。でも、本当なんです。年金だけもらっていれば老後は生きていけるなんて今の時代はできません。私は今20代ですが、私が年金を受給する年齢になった頃には、どのくらいの年金受給が出来るか、雀の涙程度でしょう。

3、トヨタ社長と経団連会長の「終身雇用は無理」の本音

大企業のトヨタ、経団連の会長までもが終身雇用は出来ないと宣言しているほどです。あそこまで大企業が終身雇用が出来ないと言っているのに、他の企業は就寝雇用できると思いますか?

4、日系企業が外資企業の経営方針に転換(スキル重視)

日本は昔から終身雇用という制度が当たり前という時代でした。しかし、企業側もその制度を維持するのが難しい。外資系企業のように、終身雇用ではなく、スキルがある人間を登用して、スキルがない人間はいらないという仕組みにどんどん切り替わっています。よく言えば、スキルさえあれば、ある意味終身雇用はしてもらえるかもしれませんが、スキルがなければいらない人材となり、会社側からクビと言われるかもしれません。年功序列制度ではなく、スキル重視の制度に変わっていきます。

5、結婚・育児・住宅・車・介護・老後

これからの人生でどんどんお金がかかってきます。結婚、育児、家を建てる、車を買う、親の介護、自分自身の老後の備え。こんな中で老後まで3000万貯められますか? かなり厳しいと思います。



では、現時点でどのくらいまで上記の5つが進んでいると思いますか? 
私たちがのんびり生きている時代に、こんなにも時代は進んでいます。


1、高齢化による肩車時代。外国人の救世主

昔は騎馬戦のように、3人くらいの生産年齢人口で高齢者を支えていました。今は肩車のように高齢者を一人で支えていかなければならない時代です。少子高齢化がどんどん進んでいます。少子高齢化が進めば、もちろん働きても減っています。そこで外国人の方がどんどん日本に出稼ぎにきています。よく外国人の肩から働いてもらわないと、働き手がいないのです。

2、気づけばコンビニ・工場・介護・さらには経営戦略室まで外国人

よく周りを見渡してみると外国人の方を多く見かけませんか? コンビニは
もちろん、工場や介護業界も外国人の働き手がとても多いです。ましてや企業の経営戦略室まで外国人の方がどんどん入ってきています。1つ勘違いして欲しくないのは、外国人の方は人件費が安いから使っていると思っているかもしれませんが、どんどん変わってきてます。安いからではなく、日本人より真面目で一生懸命に働くからです。

3、国産うなぎは高い。中国産うなぎは安いけど味もいい

国産うなぎは高級ですが、色々手間暇かかります。中国産うなぎは手間暇掛からず、値段も安い。なので中国産うなぎはどんどん市場を増やして、今では国産うなぎよりも売れています。 これは比喩表現ですが、国産うなぎは日本人、中国産うなぎは外国人を表しています。経営者からしてみれば、日本人は人件費が高い割に、手間暇がかかってしまいます。ワークラーフバランスなど様々なものが増えて、働く意欲のある日本人も少ないです。それに比べて外国人の方は日本に働きにきているので、一生懸命働きます。そもそものスタンスが違うので真面目さに差が出ますし、スキルにも差が出てきてしまいます。

4、落ち込む市場に海外展開。経営陣の思考も外国人

少子高齢化の進む日本の市場規模はどんどん縮小しています。それはなぜか、おじいちゃんおばあちゃんは何を買い物しますか?家を買いますか?車をかったりしますか? 確かに0ではないと思いますが、生産年齢人口に比べて明らかに消費は減ります。消費が減れば、企業も冷え込みます。ならば
、日本のマーケットに目を向けるのではなく、子供が多い海外にどんどん展開していきますよね。消費が多いと企業は助かりますから。



外国人の雇用、企業の海外進出だけではありません。
AIがどんどん進化を遂げて私たちの仕事を奪っていくと言われていますが、その通りになります。


1、機織り機による大量解雇

昔は機織り機がない時代は人が全て手作業で行っていました。今はどうでしょうか。どんどん機械化が進み、手織りなどほぼほぼありません。その時働いていた従業員は? もちろん大量解雇となりますた。AIによる仕事を奪われるという現象は今始まったことではありません。実は機械化が進み始めた頃から人の仕事はどんどん奪われてしまっています。しかしそれとは引き換えに便利さというものを手に入れているのかもしれません。

2、株式会社なのに株式を知っている人は少ない

株式会社〇〇は一番多く目にしますが、株式会社で一番権力のある人は社長ではありません。株主です。株主が1番の力を持っています。経営と資本は違います。もちろん経営者であり株主である方もいます。
株主はそこで働く従業員のことなど気にしていません。株主は企業からの配当金や株価しか気にしていないので、もしAIを導入することによって人件費が削減されて売り上げや利益が上がるのであればAI導入を進めます。株主はみんなのことを知らないのです。

3、みずほ銀行の大量解雇

皆さんも記憶に新しいことだと思います。業務の自動化により1万9000人もの人員削減を行いました。これもAIの導入により仕事が無くなったということです。これからの時代はより一層個人の力が試される時代に突入していきます。


最後に


このように時代は変遷を遂げて進んでいます。これは誰の責任なのでしょうか。国?それとも企業?国民全員? 誰の責任でもありません。むしろ誰の責任だろうが、責任の所在がわかったところでその人はあなたの生活を守りません。
ならばどうするのか。自分で自分の身を守るしか道はないのです。
危機感を持たずに働いているサラリーマンの人は自分の未来について考えてみましょう。
国も企業も面倒は見ません。自分や妻、子供、家族、両親の面倒を見るのはあなたしかいません。私たちは自己改革をするか、絶望的な未来を送るかという状況です。

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