アメリカにおける南極の思い出②
寒い日の朝に、子どもをkinderに送って行った。
担任の先生は笑顔で出迎えてくれる。
先生は、わたしの着ていたカナダグースのジャケットを、すごく褒めてくれた。
ジャケットの肩の南極大陸のワッペンを見て、それ何?と、聞いた。
わたしは、South Poleと答えた。
Antarcticaと言って伝わる自信は無かった。
Nice!
Have you been there?
先生はにっこり笑った。
中学校の英語の教科書が、ばさりと音を立てて目の前に広がったような心持ちがした。
Have you been there?
あれは、ジョークだったのだろうか。
寒い日が来ると、思い出してしまいます。
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