マラソンの前に、コロナとワクチン絡みの地獄について

ブログ書くのが何年ぶりか。ましてマラソンのレースレポートなんて。

さっさと本題に入りたいところだけど、あまりに長く書いてなかったし、その間いろいろあったし、従来愛読してくれてた方々にはとっくに見捨てられてるはずだから、一応、今日はちょっと前置きを。

2019年3月 丹波篠山ABCマラソン(40歳)
自己ベスト達成、3時間8分。
翌年こそサブスリーと意気込んでいたが、このときが心身のピークで、ほどなく崩壊。
2020年、コロナ元年。ほとんどのマラソン大会が中止、観光業で生きてる僕たちも、いろんな意味で大ダメージ。
2021年、コロナのストレスもあって、いろいろな物事が負のスパイラルへ。持病の不眠症も悪化して、睡眠薬を使い始め、次第に薬物依存へ。
トドメと見られるのが、コロナワクチン。二回目接種の直後から、自律神経が酷く乱れ、全く走れなくなる。3km走ったら、3日間寝込む、みたいな。
この時期は何をやっても無駄か、裏目に出るか。
病院の精密検査も受けたが、異常なし。看護師の「健康ですね!」に軽い殺意を覚えた。
食事療法やマッサージ、お灸やビタミン療法、いろんなリラクゼーション手法なども、片っ端から調べて挑戦してみたが、まるで効果なし。
心肺に負荷をかけない運動ならできるようだったので、ジム通いを始めたが、半年ほどやって調子が出てきたところで、肩が壊れた。ちなみにこの肩は2024年現在も治っていないし、治りそうもない。

2023年初頭、ようやく回復の兆し。睡眠薬も辞め、少しずつ走れるように。
同年12月、那覇マラソン完走。約3年ぶりのマラソン大会、直前3ヶ月はそこそこに練習も積めて、目標のサブ4をギリギリ達成。

とまあ、ざっくりこんなわけで。地獄でしたね。数年間。
でもまぁ、こんなリビングデッドみたいな夫を捨てずに付き合ってくれた妻にはマジ感謝です。特に、睡眠薬依存の時代は、人として完全に終わってたし。

那覇マラソン完走できたときはマジうれしくて、復活記念タトゥ入れましたw
まー、茶目っ気ですねw

那覇マラソンから3ヶ月後にエントリーしてた、丹波篠山ABCマラソン。
フラットで、程よく寒くて、走りやすい、自己ベスト出した縁起も良い大会。さすがに、ここから3ヶ月で自己ベスト更新は虫が良すぎるけど、もし3時間半くらいで完走できれば、今度こそ完全復活、来シーズンのサブ3を目指して、1年間トレーニングするモチベーションが持てるというもの。

スピード練習も再開して、過去のデータや参考書も引っ張り出し、最高効率でリハビリ・トレーニングを目指して、日々走った。もちろん、ブランクが有るので、怪我には特に慎重に、セルフケアを忘れずに。苦しい練習も多かったけど、苦しい練習ができることの嬉しさが勝った。
ただ、体は順調に回復してきたが、メンタルはそれほど順調ではなく、モチベーションをどうにかこうにか維持するだけの低空飛行。暗黒時代の間に、自己肯定感が完全崩壊して、世界が全て灰色に見えるような虚無感が染み付いてしまっていた。油断したら、またすべて台無しになってしまいそうな不安感・・・

幸い、精神崩壊を起こすことなく、どうにか練習メニューをほぼほぼ計画どおりに終え、いよいよレースまであと1週間。・・・というところで、まさかの体調不良。さあ、今週は最終調整のための軽い練習とセルフケアで、週末にピークを持っていくぞ、というところで。
その日、いつも通りベッドに入ろうとしたところで、一点の小さな染みのように、喉に違和感を感じた。なんか気持ち悪い。すごく嫌な予感。翌日、予感は的中して、染みは一回り大きくなったようで、咳が出始め、鼻水が止まらなくなった。そうなると当然、綱渡りしてきたメンタルの方もまた大きくグラつく。

数日間は、回復力を底上げするためにも、できるだけ寝て過ごした。幸い、宿業の方は閑散期なので、仕事はほとんどない。(ホントに幸いか?)
でも寝ていると、際限なく悪夢が襲ってくる。メンタルの方は容赦なく消耗していく。
そして、遠征出発の土曜日、どうにか症状はピークを越えたらしい。調整練習は全くできなかったので、フライト前に少しだけジョギングに出てみた。
案外悪くない。走っている間だけは、喉の違和感もなく、咳も出ない。なんとかなるかもしれない・・・

という状況で臨んだ、今回の丹波篠山ABCマラソン。
次回はレースレポート書きます~

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