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北欧 #アイスランド 旅行記(12日目)〜ヘルシンキ国際空港〜

アイスランドでマスクをしていた人はいなく、フィンランドでも、ワクチン接種歴がなくとも、普通に入国できる位、コロナ騒動は終わっていた。

しかし、日本はまだまだコロナ禍の最中。帰国するのに、ワクチンの接種歴、または陰性証明書、そしてマスクの着用(布マスク厳禁)が必要だった。

私は日本脳炎のワクチン接種で一時心肺停止状態に。嫁さんは、MRワクチンの時に失神した経験があり、医師の勧めでコロナのワクチン接種を控えている。

昨年の夏に家族全体に罹患歴があったが、それでも帰国時にPCR検査による陰性証明書が必要との事、わざわざヘルシンキ(フィンランド)で一泊し、PCR検査を受けた。

そこに至るまでの道のりも大変だった。本来はアイスランドを出国する前にPCR検査を受ける事ができれば良かったのだが、三が日で旅行者用のPCR施設がクローズ。

アイスランド在住日本大使館に、だいぶ前から施設をあけてくれるよう働きかけて頂いたが、世界情勢的にコロナは終わりつつあると見なされ、願いは叶わなかった。

アイスランドの医療費は、非常に高額で病院でPCR検査を受け、しかも証明書まで発行してもらうと、ひとり7〜8万円かかると伝えられた。家族4人だと、検査だけで30万円近く、それを聞かされた時に、空いた口が塞がらなかった。

そこで、大使館からの勧めで、経由地のヘルシンキ空港で、旅行者用のPCR検査を受けられるとの事、本来は一泊しなくとも乗り継ぎができたのだが、検査を受けるために一泊する事に決めた。

これで一安心と思いきや、ヘルシンキ空港の検査施設に予約の問い合わせをした所、ここも年末年始の営業時間が直前にならないと分からないとの事。本当に日本はまだ陰性証明書を必要としているのか?と、出発直前までやり取りが続いた。

結果的に、本日の朝に特別に空けて頂くよう手配頂き、検査まで至った。前日も、施設から本当にまだ必要なのかと確認があった程、珍しい受検だったようだ。

費用もアイスランド程高額ではなかったが、家族全員で15万円以上かかった。市の助成で申請すれば、少しは戻ってくるらしいので、帰国後問い合わせてみたいと思う。

子供たちにとっても何度目の鼻ぬぐい検査になるだろう?慣れてくれれば良いのだが、受ける度に怖さが増すようで、今回もギャン泣き。

検査後は、子供たちへ、空港の北欧式駄菓子屋にてご褒美。前日のホテルでの、フィン式サウナ(部屋についていた!)やマヌカハニーが入ったハーブティーにデトックスが功を奏したか、検査結果もお陰さまで全員陰性だった。

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