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ボビーワゴンを使いこなせない(けど、それでいい)

ボビーワゴンはロマン

1970年にデザインされてから何十年も形が変わらない、多機能でギミック満載のボビーワゴン。
そんなロマンあふれる一品を自室に導入して1年が経ったので、自分の使い方を紹介する。

サブデスクとして使うには3段が最適 

ボビーワゴンには色々なサイズや引き出しの種類があるが、サブデスクとして使うなら、3段が一番使いやすい。
高さが実測73.5cmで、一般的な机とほぼ同じ高さなので、メインデスクの左右に置いてサブデスクとして使うのにちょうど良い。私は3段4引き出しのものをデスクに座った時の左側に置いている。そして、引き出しが奥側に来るように配置し、天面をサブデスクとして使いつつ、座ったままでも下部の収納や引き出しにアクセスしやすいようにしている。
収納には筆記具や工具などを置いて、すぐに使えるようにしている。また、ゴミ箱もつけているので、すぐにゴミを捨てられるのもお気に入りポイントである。

デスクに座りながら手の届く範囲に物を配置できる。

※この特殊形状の引き出しは、左側に置く場合は、引き出し側が自分と逆になるように配置する方が、サイドに展開されてアクセスしやすい。

全ての面を有効活用できるシーンが思いつかない

ボビーワゴンは色々な形の収納、カスタマイズできる仕切り板、特殊な引き出しギミック等が搭載されていて、とても楽しい。ギミックは以下の正規代理店のサイトが詳しい。

しかし、実際にはぴったり合う形のものを持っているわけではないので、一番大きいスライド引き出しに雑に入れたり、空きスペースができたりする。完璧に収まるというのは諦めて、ある程度雑に使いながら良い収納パターンを試行錯誤するのが良いと思う。

うまく使えていないところ

一番下のフリースペース

何でも置けそうだけど、置くべきものが思いつかない。ここにポータブル電源を置いて、ボビーワンゴンだけで電源を完結させるという夢も見たけど、微妙にサイズが小さく、若干角が立った形状になっているので、持っている250Wh級のものが入らない。とりあえずダイソーの組み立てコンテナを突っ込んで収納を増やすだけとしているが、コレジャナイ感が強い。

この広いスペースの使い道がない
コレジャナイ感

楕円形の窓が開いたスペース(下の段)

結構奥行もあるエリアで、底を抜いて長尺のものを入れることもできる。ただ、一番上の段は、上面から直接アクセスできるので使い勝手がいいが、下の段は使いにくい。下手に奥行もあるので、細いものを立たせにくいし、楕円形の窓も形が微妙に使いにくい。雑多な行き場のない物置になっている。

どう使うのが正解なのか…

トレイの中

トレイ自体は必要な時に取り出せ、ずらして展開すれば複数段同時にアクセスできるのが便利。ただ、トレイの中は、完全に真四角ではなく一つの角が丸まっている。そのため小さい収納などで区切ろうとしても丸い角部分だけうまく使えないのがもどかしい。また、ギリギリA4用紙サイズとなっており、クリアファイルに入っているA4資料などは置けないというシビアさ。結果、もっと便利に収納できそうでできないというもどかしさを感じながら使っている。

きっちり埋められそうで埋められない

使いこなせないのに、更にカスタマイズして用途を増やしてしまう

ボビーワゴンは自由に動かせて、ぎゅっと機能が詰まったモノ感が魅力なので、色々やりたくなる。例えば、ゴミ箱の追加。サイドの穴をゴミ箱化するキットもあるが、ゴミ袋の回収が面倒そうなので、私は別途脱着できるゴミ箱をつけている。

粘着テープで基礎部分を取り付け、そこにゴミ箱本体を引っかける形で固定している。これを引き出しと逆面の右側の1段目の外囲いにつけている。2段目右側の収納へのアクセスが少し制限されてしまうものの、一番上の部分は塞がないので便利である。

基礎部分
ゴミ箱を取り付けた状態

このほかにも天面に100均のジョイントフロアマットを切ってはめている。これは、上部にノートパソコンを置いたときにがたつかないようにするためである。ボビーワゴンの上面には高さ約1.5cmの仕切りがあり、これが広い面積のものを置いた時のがたつきにつながる。この厚みを埋めるのにジョイントフロアマットがちょうど良い。また、鍵など固いものを置く際の傷防止にもなるので便利である。

施工が甘く少し隙間が空いているが、実用問題なし
タブレットやノートパソコンを仕切りをまたいで置いてもがたつかない

いろいろできるから、いつも使える

現在すべての機能をうまく使いこなせてはいないが、多機能ゆえにその時々で合った使い方を考えて使うことができる。今はデスクサイドで使うのが定着しているが、少し前はベッドサイドに置いていたし、DIYの作業場所として家の他の場所に持って行って使うこともある。
キッチンや食卓でも使えそうと想像が膨らむ。常に全てを使いこなすことはできないが、いろいろできるから活躍の場は多いと思う。今の使い方に飽きたら、また別の使い方を楽しめそうである。

結局見た目が好き

いろいろ実用面を語ったが、結局見た目が好きというのが大きい。ごちゃごちゃした機能の塊のようなものがスマートな見た目で部屋にあるというのが満足感につながっているのかもしれない。


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