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活字中毒者の部屋

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本に関するあれこれをまとめています。
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記事一覧

【本の感想】平井鳥取県知事の『鳥取力』

ゴールデンウイークは、部屋の整理のために積読していた本を読もうと思っていたのですが、ふらふらと立ち寄ってしまった図書館の新刊書コーナーに置いてあった平井伸治鳥取県知事の著書『鳥取力』につい手が伸びてしまい、借りて一気読みしてしまいました。 鳥取県は、日本で最も小さな県である。中国地方の片田舎としか認識されず、企業誘致を提案しても苦笑いされた。しかし大震災と新型コロナ感染拡大により時代の空気と価値観が変わった。鳥取を魅力的な場所と思ってらえるようになった。新型コロナ感染症対策

【本の感想】北条秀司の『奇祭巡礼』

昭和から平成にかけて大活躍した劇作家の北条秀司の『奇祭巡礼』がこのたび淡交社から再刊されました。 歌舞伎愛好者の私にとって、歌舞伎の脚本も書いておられた北条先生はなじみの存在で、令和の御世に先生の本が再刊されるとは(泣)。 この本を読んで初めて知ったのですが、北条先生はお祭りが好きだったらしく、何冊かお祭りに関する本も出されていたようです。 私もお祭り好きなので手に取った次第。 ちなみに「奇祭」と銘打ってはいますが、取り上げられているお祭りをネタにして扱っているわけではない

家の近くに本屋さんがなくなってしまい困っている助けてくれ!!

私の家のそばには、子供のころからこのような感じで本屋さんが常にあった。 個人商店A、小規模店舗のチェーン店B、C、D(ただし文具メイン)→チェーン店B、C→チェーン店B、C、中規模店舗のチェーン店D→チェーン店D→チェーン店D、大規模店舗のチェーン店E→大規模店舗のチェーン店E 子どもの頃から活字中毒だったので、本屋さんと公営図書館のタッグで大変ありがたいことに本に困ったことはほとんどなかった。 …しかし、である。昨年Covid-19の流行とともに悲しい知らせがやってきた

御書印集め、やってみませんか?

昨年から、書店を回って「御書印」を集め始めました。 御書印とは… 御書印は人と書店を結ぶ印(しるし)です。参加書店=御書印店を巡って、書店員が選んだ本のタイトルや一節とオリジナルの書印を入手しましょう。 (御書院プロジェクトの公式noteのプロフィールより) 現在、全国で264店が参加しているそうです。 私は神保町の書泉グランデでこの企画のポスターを観たことをきっかけに集め始めました。現在は、本屋さんが集中している神保町のお店を回り終えたところです。マイ御書印帖↓ 御