さしみプロダクツ(架空の会社)

管をまく人(ミレー) in 富士山の麓 勝手に会社を名乗り始めました。 3Dプリンタ試…

さしみプロダクツ(架空の会社)

管をまく人(ミレー) in 富士山の麓 勝手に会社を名乗り始めました。 3Dプリンタ試作・出力代行、簡易装置・治具設計製図、その他ものづくりサポートいたします。 趣味はギター、好物はパルム。 いろいろありました。

マガジン

最近の記事

柚木沙弥郎氏の訃報によせて

気づけばもう2月も9日になってしまった。元日の地震、そこから連日のように続いた震災の悲しいニュースから、もう一か月も過ぎたのか。 時間は絶えず流れ、永遠なんてものはこの世にありはしないと、もう32年も生きた僕にもよく分かっている。それでも、美しいものに永遠を感じてしまうのは、僕がロマンチストに過ぎるからだろうか。 染色家・柚木沙弥郎氏の訃報は、昨日の朝に知った。 御年101歳。昨年秋に百貨店で展示会をしていた。本当に、最後の最後まで、芸術家であり続けた方だったのだろう。

    • 3Dプリンタでものをつくること② 3Dプリンタ最初の一台について

      お世話になっております、(架)さしみプロダクツです。 筆不精なもので、実に4か月ぶりの記事作成です。 さて、今回は「3Dプリンタ最初の一台について」というテーマです。 僕は会社でも3Dプリンタを試作に使用しているのですが、別の部署から「ウチも買ってみたいんだけど、どうやって選べばいいですか?」とお伺いを受けました。 もしかして、そのような「興味はあるけど、どうやって買っていいのかわからない…」という人も多いのでは? そう思い、今回のテーマで書いてみることにしました。

      • 僕に出来ること ~(架)さしみプロダクツとは~

        お世話になっております。 架空会社さしみプロダクツです。 さて、5月1日より対外的に発信し始めた個人事業「架空会社さしみプロダクツ」ですが、なかなかレスポンスが頂けていません。 当然ですよね、いったい何ができるのか説明していませんもの。笑 自分の能力を見せずに「俺を使え!」というのも筋が通らないので。 遅ればせながら今回は「僕に出来ること」について書いてみようと思います。 1・架空会社さしみプロダクツとは 私・さしみアタックが、本業の傍らで始めた、個人事業です。 個人

        • 3Dプリンタでものをつくること①

          お世話になっております。架空会社さしみプロダクツです。 本日は「3Dプリンタでものをつくること」と題して、実際の製作の中で感じたこと・得た知識を書いていこうと思います。 1度きりでは到底書ききれない&今後もっと知識も経験も増えてくるはず、ということで①としてみました。 ※注) 本稿は3Dプリンタを知らない方・興味はあるけど使ったことのない方を想定したものです。 また本稿作成時点での私の3Dプリンタ歴は約10か月です。初心者の見解なので誤認などあるかもしれません。ご指摘いた

        柚木沙弥郎氏の訃報によせて

        マガジン

        • 日々のこと
          7本
        • 架空会社さしみプロダクツ
          4本

        記事

          架空会社はじめます。

          お世話になっております。さしみです。 時の流れはいつの間にやら早くなって。ついこないだまで大学生だったような気持ちのまま、先日ついに30歳を迎えてしまいました。 思えばこの数年、いろいろあった。情熱に燃え、仕事に励み、理不尽な現実に打ちのめされ、恋をして、恋に破れて、バイクにまたがってひとり逃避行して。 情けないなりに、かっこ悪いなりに、頭悪いなりに、30年を生きてきました。 この節目の年に僕はひとつ、新たな挑戦をすることにしました。 それが「架空会社をはじめる」という

          どんどん諦めていくのだろう

          唐突ですが、名前とか色々変えました。 変えたというか、戻した、というか。 とにかく、マイケルJフォッ俺、改め、さしみアタックです。どうぞよろしく。 さて。 この「さしみアタック」という名前には、僕個人としては大きな意味があって。 僕が今まで使用してきたHN、偽ってきたペルソナの中で、もっとも僕そのものに近く、僕そのものに喜びをもたらしてくれた名前だ。今やそれはペルソナを越え、確かに僕の一分だったりする。 そんな名前――自分の一部を僕は、一度は棄てようとしたのだが、それに

          どんどん諦めていくのだろう

          僕は僕が一番くだらない

          夢の中で、僕は末期の胃がんだった。 余命宣告を受け、病院で過ごす中で、たくさんの人が僕に会いに来てくれた。僕は不思議なくらいに落ち着いていて、自分の人生の終わりを受け入れていた。 死ぬまでに、何をしよう? 計画を練っているところで、目が覚めた。 そうして、僕は今日も会社に向かった。 夢の中で、皆に心配されながら死んだ方が、ずっと良かったんじゃないか。そんなことを思ってしまった。 ―――――――――――――――――――――――――― 段々と、半袖一枚でいるのに抵抗を感じ始

          僕は僕が一番くだらない

          セックスをしていない

          眠れないので仕方なく、文章を書いてみる。 朝の4時。 隣のベッドで、彼女が寝息を立てている。 -ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 余談だが、スマホからの投稿は初めてで、フリック入力で書く文章はこんなに筆(?)が乗らないものか、と僕はまさにいま絶句している。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 帰省を済ませたその足で、彼女の住む千葉に向かった。 この数日間、ドライブしたり観光したり、居酒屋で酒飲んだり、家で酒飲んだり、そんなことしかしていない。 いまもそう

          来年の夏のことを、もう考えている

          実家に帰省している。 山の中の会社と、独りの部屋を往復する日々。 欠かさない毎日の検温に、指先の皮が剥けるほど習慣化した手洗い・うがい。 接触確認アプリは常にON。 予防線を張りに張ったうえで、山の中の実家に帰ってきた。 それでもやはり「もしかすると、僕から家族に感染させてしまうかもしれない」という恐怖は消えない。 こんなことなら帰省するんじゃなかった。母の作る唐揚げをほおばりながら、頭の片隅でそんなことを考えてしまった。 ―――――――――――――――――――――――

          来年の夏のことを、もう考えている

          もがきながら生きる人を愛している

          3連休が終わった。 振り返ると、部屋でだらだらしたり、やったこともないのにDTMでドラムンベースっぽい何かを作曲してみたり、思い出したように出かけて誰もいない喫茶店の隅っこで村上龍の「コインロッカー・ベイビーズ」を読み直したり、そんなことしかしていない。 強いて言えば、noteに登録して、初めての記事投稿をしたか。7000字弱もあるアホみたいな長文を。 コインロッカー・ベイビーズは高校の頃に初めて読み、大学でも1度軽く読み直したので、今回で3週目なのだけど、5年経っても10

          もがきながら生きる人を愛している

          知性ある孤独な労働者階級のみんなへ

          まず、はじめに。 ここに記されたのは、我々というどうしようもない生き物のことについて、僕が感じたことの羅列だ。 この文章は、7000文字弱ある。ツイート50個分に相当する。バカだ。 だから、このクソ長い文章を読み切る人も、バカだ。 でも、このクソ長い文章を読み切るだけの知性と教養のないクソバカが、きっとこの国には沢山いて、僕はそいつらが大っ嫌いだ。 そういう内容の文章だ。 加えて。 これはきっと、田舎暮らしの貧乏でモテないおっさん会社員のメモみたいなものだ。マジになって

          知性ある孤独な労働者階級のみんなへ