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Unity1週間ゲームジャム初参戦の記録

こんにちはさしみと申します。趣味としてゲーム制作をしている者です。
ちょうど昨年の4月頃からUnityでゲーム制作を始めましたので、練習も兼ねて、1週間でゲーム制作をするUnity1週間ゲームジャムに参加しました。
こちらの記事で学んだ事や制作の経緯についてお話できればと思っています。

制作したゲームについて

今回のお題は「かわる」でしたので、面白い仕掛けでステージに変化を加えることをまず決めました。(余談ですが、お題の発表前日はワクワクと不安で少し寝れませんでしたので、お題の発表すぐに頭の中でアイデアをいくつか出していました。)
また、初回ということで完成を絶対にさせたいという思いが強かったので、既存のゲームで実現可能な範囲であり、学習としてよさそうなアクションゲームは何があるか探した結果、フラッピーバードという結論に至りました。「かわる」要素に関しては、最近プレイしたマリオワンダーがとても楽しかったので、そのワクワク感を大事にし、あのゲームで土管があり得ない動きをしていたところを参考にしながら制作しました。

制作スケジュール

  • 月曜日:フラッピーバードのプロトタイプ、ドット絵を作成

  • 火曜日:メイン画面とホーム画面を作成

  • 水曜日:ワンダーモードの実装、演出作成

  • 木曜日~日曜日:UI、ゲームバランスの調整

フラッピーバードを完成させるだけであれば、数時間で完成できていたので、これまでのゲーム制作の成果は出ていました。しかし、ステージが変わる要素には少し苦戦し、バグが少なからず発生していました。

こだわりポイント

  • ワンダーモード切り替わり演出
    シェーダーの公開されているアセットを使用し、初めての演出を採用しました。これで見栄えはかなり良くなりました。
    また、プレイ中の邪魔にならないように意識しました。ついでに、サングラスをかけたペンギンも用意しました。これはある方のゲームを参考にしましたが、可愛らしくて私もほっこり。

演出の切り替わり場面
  • リスクとリターンについて
    「これは誰かが言っているやつじゃん」と分かる方もいるかもしれませんが、私はその方のファンで、私のゲームにはかなり参考にしている点が多いです。このゲームでは、風船を取ると難易度が上がるけれども高得点が取りやすくなる仕様であり、コインの位置も少しずつ変えてあります。得点を取ろうとすると障害物に当たりやすくなるなどの駆け引きを入れています。

  • UIの動きについて
    得点を取った時にスコア表示が黄色くなって弾むような演出を入れています。これまであまりこういった細かいところに注力してこなかったのですが、これだけでもゲームの印象を大きく変えることができるので、今後は大事にしたいと思います。


今回学んだこと

  • 評価やコメントのありがたさ
    これまでゲームアプリをいくつかリリースしていましたが、コメントや評価がほとんどなく、何が良くて何が悪いのか分からない状態でした。しかし、このイベントを通じてコメントをいただき、ようやくゲーム制作の楽しさを理解するに至りました。

  • ゲームの面白さの言語化
    今回作成したゲームは、自分がこれまで作ってきた中で間違いなく一番面白かったです。1-2カ月で作ったゲームよりも、1週間で作った方が何故面白かったのかを分析すると、個人的には、作ったゲームのこだわったポイントや面白いところを言語化できているからだと考えました。

  • ゲーム性以外も大切にしよう
    私の好みのゲームは、ゲーム性が強く駆け引きが面白いものです。ただ、それだけではゲームが難しいと感じてしまうかもしれません。そこで重要になるのは演出や世界観です。今回制作したゲームでは、ペンギンを使用しており、非常にユニークで可愛らしいです。ゲームは難しめではありますが、ミスをした時のストレスを軽減できていると思います。

  • イベントの参加の意義
    特に最近は、ゲーム制作をする方々とSNSでの交流が増え、嬉しいと感じています。このようなイベントを通じて、自分と同じくゲーム制作が初心者の方々を知ることができ、自分と同じ目線で話ができる方との交流は大事だと感じています。そういう意味で、今回のイベントへの参加には大きな意義がありました。今後は実際に外部のイベントなどで交流したいと考えています。(人見知りでまさにぼっちちゃんなので参加の敷居は高そうです…)


反省点

  • 使いまわしできるコードや流用が欲しかった
    これまでゲームアプリを10本も作ってきましたが、ソースコードの使い回しや流用を全く考えていなかったので、非効率でした。現時点では、使い回しできるコードや流用ができるようなものを作りました。

  • システムの設計をちゃんとしよう
    なるべく早く完成させようという意気込みで、深く考えずにコードを書いていたため、途中でどこにどの処理を入れたか分からなくなる致命的な問題が発生しました。何とか完成はしましたが、今後は方針をしっかり固めて設計してから作るようにします。


今後の活動について

  • 演出に関して
    他の方のゲームをプレイして、演出がだいぶ弱いと感じることがあります。シェーダーやデザインなど、他のゲームから参考になる点がありますので、それらを少しずつ取り入れて練習していきます。

  • Unityroom中心で投稿
    現状、収益を得ることが諸事情でできないため、これまでアプリを作ってきましたが、経費がかかるだけであまり多くの人に遊んでもらえないというミスマッチがありました。そのため、Unityroomを中心に投稿していき、どんどんスキルアップして面白いものを作っていく方針で進めることにしました。また、ゲーム業界に進出することにも少しだけ興味があります。

  • 将来の野望
    元々対戦ゲームが好きということで、戦略的な1対1の駆け引きが熱いオンラインゲームを作りたいという思いがあります。ただし、オンラインサーバー費用など、実現には様々な課題があり、その厳しさを感じています。もし実現できたら、そのゲームがe-スポーツ化し、自分自身も出場することができれば、大変興味深い感じになりそうですね。


最後に

正直に言うと、参加するか非常に悩んでいました。自分の現在のレベルで投稿しても良いのか、という疑問がずっと心にありました。しかし、「動けば何でも良い」という励ましの言葉をある方から頂き、それが非常に励みになり、参加する決心がつきました。今では、その方の大ファンです。心から感謝しています。
また、プレイしてくださった皆さんにも深く感謝します。最初は10人程度がプレイしてくれればと思っていましたが、予想以上に多くの方にプレイしていただき、コメントも頂けたことは本当に嬉しいです。今後もこのイベントに参加する予定ですので、次の機会にまたお会いしましょう。
それでは、また。



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