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占い師に「運勢はどうなりますか?」と質問する人の心理

未来は今している事の延長にあるのだから、運勢を良くしたければ「どうなるか」より「自分が何をするか」が大事。

とはいえ、タロットカードの仕事をしていると「どうなりますか?」の質問が殆どです。

しかし聞かれた通りにどうなるかを占ってもまず納得してくれません。「運勢がどうなるか」はお客さんが本当に知りたい事ではないのでしょう。

お客さんが本当に知りたいこと 

ある日私は「何かやってみたいことはありますか?」と尋ねました。

すると出るわ出るわ、試してみたいこと、行ってみたい場所、作ってみたい物。みんな本当は、ずっとやってみたかった事があるのです。会社とか家庭とかで日々忙しくしているうちに忘れてしまってるだけです。

「やってみたいことはありますか?」の質問でそれに気付いたお客さんはみんな表情がパッと明るくなります。あとはそのやってみたいことをどうすれば出来るか?今すぐ出来る行動は何か?をタロットカードで見ていきます。こういう内容こそタロットカードの本領を発揮します。

みんな運勢がどうなるかと質問するけれど、本心は運勢とやらに流されたいとは思ってない。心の声は本当にやりたかったことを思い出したがってるのです。

やりたい事を思いつかない人はどうするか

それでもやりたい事を質問しても分からない方もいます。そのような方は大抵思い込みが邪魔をしています。特に、自分の本心よりも社会的な役割や地位を重視される価値観に生きてきた男性に多いです。

やりたいことがあっても、自分にはそれをやりたいと思う資格はない、今更遅い、そんなことよりも仕事の方が大事だ、そういった思い込みが蓋をしているのです。

それでもその蓋を外すことが必要だと気付いて下さる方もいます。そこでどうすれば蓋が外れるかをタロットカードで見ていきます。

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