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The Prosperous Heart この本の使い方

1992年、アーティスト・ウェイ(邦題 ずっとやりたかったことを、やりなさい)という題名の、創造性に満ちた人生を発見して回復する一連のワークに関する本を出版した。それから19年後、私(ジュリア・キャメロン)は継続してアーティスト・ウェイをオンラインないし対面で定期的に講義していた。

その受講生の間で、特に1つのトピックが大きな負荷になっているようだった。そのトピックとはお金に関することだ。

編集者のJoel Fortinosとランチを共にしながら、私は新しいコースのアイデアを出した。そのコースとはお金に関する内容だ。しかしそれは単なるお金の話題を超えた内容だ。それは真の豊かさについてだ。

「真の豊かさって何?貴方はどう考えているの?」Joelは尋ねた。

I think prosperoty is about having ‘enough’
-having a life beyond need and worry.
豊かさとは充分満ち足りていることだと考えている。欲しいとか足りないとかの想いを超越した人生だ。


「金融的な意味での豊かさよりも大きな意味だ。単に満足することよりも大きな意味だ。豊かさの心を持つことだ。」

これはお金に関するコースだ、そしてお金だけの内容ではない。単なるお金だけの内容を超えたコースだ。豊かさの心を持つためのコースだ。自分の人生に満足感を見つけ出し、自分の生活を改善し、「満ち足りた日々」を創造するコースだ。

もちろん自分の経済状態に直結する内容もある。

この本は12週間かけて行う内容で、本文は12章き分けられている。1週間に1章ずつ進めていくのをお勧めする。自分自身に優しくしよう。1週間に1章で充分なスピードだ。

読み進めていくと、各章の文章にはいくつかの短い課題が含まれている。各週の終わりには、チェックインと今週の課題(原本ではprosperity points)がある。可能な限りやってみよう。

全ての課題をできなくても良い。もしどれかを選ぶなら、もっとも心惹かれる課題と、もっとも抵抗感のある課題を選ぶと良い。

その抵抗感はたいてい、お金の流出するポイントを教えてくれる。12週間続けて基本ツールを実行すると、決意しよう。やってみた結果は貴方をおどろかせるかも知れない。

リンゴの木を揺さぶるとオレンジが落ちてくるのをしょっちゅう見てきた。そして予期せず落ちてきたオレンジは、これこそが探し求めていたものだと最終的に気付くものだ。

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