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タリョラ EP.143は、優しさで溢れていた💜

※ネタバレ有り※ まだ観てない方はご注意ください!

今回のタリョラ、ユンギさんがまだお休み中の撮影だったんだな、と出だしは少し寂しい気持ちになったものの、見ているうちに、メンバーの優しさをひしひしと感じたので、感想を残しておきたいと思います。

まず、『メンバーが童話を作る』という、テーマからして優しい回。

3 対 3 に分かれて、各チームがお話を作るという趣旨が説明されると、

「残りの一人は、何をするんですか?」とホビさん。

BTSは、7人で1つという思いの強さから、その場にいなかったユンギさんのことも自動的にカウントしての発言。

メンバーの結びつきの強さを感じました😭


ジン、ジョングク、ホビチームのお話

次に驚いたのが、ジンくんの発想力の豊かさ✨

キーワードだけで、次々と3本もストーリーを考えてしまえる頭の良さ📝

そして、何より感動したのが、採用されたお話『ハンガダク』の教訓で、

「自分が持っているものを大切にしなさい。」

というメッセージ。


『ハンガダク』 文・ジン 絵・ジョングク
一本だけの髪の毛を持った少年が、自分に合った毛を探す旅に出るお話。 色々な毛を試してみるものの、どれも自分には似合わず、悲しむ少年。最後には、自分が持つたった一本の毛が、自分に一番似合っていることに気づき、自分の持っているものを大切にするというお話。

一見、笑い話のように聞こえるかも知れないけど、

とても、ジンくんらしくて、とても深い。

デビュー当時、最年長だけど、他のメンバーのように、歌やダンスレッスンの経験がなく、苦労したジンくん。

他のメンバーが持っている才能が羨ましく感じたり、自分が劣っているように感じて悔しい思いをしたことも、たくさんあったと思う。

でも、最終的に彼が見つけた答えは、『自分が持っているものを大切にする』ということ。

他の人と比べて落ち込むのではなく、自分の個性を最大限発揮することに力を注いだ結果、今では、誰とも被らない彼だけの魅力を放って、とても輝いている✨

それを、童話という形で、子供たちに伝えようとしたジンくん。

個人的な話ですが、今の職場で自分の得意なことをうまく発揮できず、至らない点ばかりが気になって、悶々としているアラフォーの私にも、とっても響きました。😢


テテ、ジミン、ナムチームのお話

まず、テテが、病気のおじいちゃんを助ける孫のお話を考えたのだけど、結論が弱くて、残念ながら採用されず…。

それでも、自由な発想が得意ではない私からすると、すぐにストーリーが浮かんでくるのがすごいなと思ったし、「おじいちゃん思いの孫」という設定からも、テテの優しさが伝わってきて、素敵だった☺️


次に、チームで本採用された、ジミンちゃんとナムさん作の『地球の勇者クルミ(雲)』。

ジミンちゃんとナムさんが、テンポよくストーリーを作り上げていくチームワークの良さを感じたし、とっても童話らしくて、よくまとまっていた。


『地球の勇者クルミ(雲)』 文・ナム 絵・ジミン

ある村に住む人々と、クルミ(雲)のお話。ある時、村人が「クルミのせいで、寒くて暗くて雨が降っている!」と言うと、クルミは悲しくなり、お日様の後ろに隠れてしまいました。すると、夜が訪れず、すごく暑くて、雨も降らず、水を飲むこともできなくなりました。ついに、一人の子供が「クルミ戻ってきて!」と叫ぶと、クルミが戻り、村に再び平和が訪れたというお話。

個人的にかわいかったナムさんシーン

ジミンちゃんの描いた女の子の絵が、とても上手だった。


最後に、テテがもう1本考えた『心スプーン1杯』というお話があった。

話がまとまりかけていた『地球の勇者クルミ(雲)』を進めたいナムさんと、身を引いて、クルミでいこうと言う優しいテテ。

そこで、更に優しさを感じたのが、ジミンちゃんの言葉。

テテのお話が良い内容なのに、採用しないのはもったいないからと、

「お前はお前のものを一つ別に作って。」とジミンちゃん。

「いいね、別冊付録で。」と賛成するナムさん。

スタッフが用意したルールに縛られるのではなく、メンバーのアイデアを尊重して、柔軟に対応していくところに、BTSというチームの良さを改めて感じました。


テテ、ホビのお話

予定にはなかった、テテのスピンアウト作に、急遽勧誘されたホビさん。笑

ジンくん、ジョングギのチームで、手持ち無沙汰になっていたところ、テテから「僕を手伝ってください」との一声。

「…そんなことしてもいいの?」と悩む、真面目なホビさん。

「脚本には、元々のチームに名前を書いて、本格的なことはここで(僕と)やるんです。」と提案するテテ。

戸惑いつつも、「そうだね。そうしよう。」と優しく受け入れ、ストーリーを聞いて「いいね」と言うホビさん。

『心スプーン1杯』文・テテ 表紙・ホビ
ある惑星にたった一人で住んでいる妖精のお話。どんなものにでも生命を吹き込むことができる魔法を持っている。魔法で人を作ったけど、この人からは感情が感じられない。何を足せばいいのか悩んで、スプーン1杯分の自分の心を入れることにした。すると、色鮮やかな人となり、友達/家族ができたというお話。

ホビ監修後のストーリーは、少し改編されていましたが、オリジナルも、心が純粋でキレイなテテらしい、素敵なお話だなと思いました。


お話の発表中、何かを真剣に描き始めたジョングギ。

最後に、お話のイメージとは全くかけ離れた、主人公ププのイラストを完成させるというオチつきでした。笑


シュプDの朗読

この回では、ユンギさんは観れないんだなぁと思っていたところ、最後に、嬉しいサプライズが待っていました。

各チームのお話が完成したところで、ジミンちゃんが、療養中のシュガヒョンに電話。

みんなで童話を考えたので、シュガヒョンが朗読して、感想文を書いてくださいと、リクエスト。迷うことなく「いいよ」と即答するユンギさん💜

最後は、ユンギさんの朗読で締まるという、7人全員の合作となりました☆


BTSのチームワーク

元々、スタッフから提示されたルールは、3 : 3 の2チームに分かれて、それぞれお話を作るというものだったけど、結果的には、2 : 2 : 2 の3チームで、3つのお話を作った彼ら。

一人ひとりが、アイデアを出し合いつつ、誰か一人がだけが自分の我を押し通したり、誰かを否定することなく、それぞれの意見を尊重する。

尚且つ、グループとしてまとめ、良い結果を出す。

彼らの行動は、日常生活や仕事をする上で、勉強になる部分がたくさんあるなぁと感じました。

そして、見過ごしがちですが、メンバーの自由な発想を受け入れる制作陣も素晴らしいなと感じます。
いつも思いますが、HYBE (Big Hit) のスタッフさんたちは、メンバーひとりひとりの個性が活きるような編集をしてくれるので、メンバーと会社との間に愛があるんだなぁと感じます。(羨ましい)

今回のタリョラバンタンは、改めて、メンバーの優しさと人の良さを感じる、心温まる回でした💜🤗

まだ観ていない方は、ぜひ本編ご覧ください🎥










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