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「給料はあなたの価値なのか」を読み始める(4月5日(火))

昨日寝た時間 :24時45分
今日起きた時間: 6時25分

スマートウォッチによる振動で朝、目を覚ます。
最近、口の中がヨーグルトっぽいにおいがする。恐らく、胃が荒れているのだろうと思う。最近胃薬を飲んでいるけど、なかなか治らない。

僕は背が低いので、電車の席に座るととてもコンパクトになる。だからだと思うが、隣には大柄の人が乗ってくるケースが多い。そして、コンパクトだから、座っている足もこじんまりしているので、座っている僕の前に人が立つ割合も高いように思う。今日は僕の隣には大きな人が座り、僕のスペースを奪ってきて、さらに僕の前には大きなリュックを前に抱えた人が立ちはだかって、僕が呼んでいる本を何度もバックで押してくる。僕の隣に座った人はスマホでチカチカなにやら動画を見ていて、それが横目に入ってくるので僕は読書に集中できず、その後は寝てしまって、僕の方に寄りかかってくるから、僕はそれに抗うことで忙しかった。

背が低い、ということに対してあまり悩んだことはない。得したことはないけど、損したことは沢山あるようには思うが、それでもそんなに自覚はないので、特に僕には背が低いということはあまり人生には影響していないのだろう。幸い、醜男ということではなかったし、小さいころから運動もできたし、勉強もトップクラスではないけど、それなりにできたので。でも背が低い場合に、運動が苦手で勉強も苦手だったとしたら、僕の人生はどうだったのだろうか。ちょっと怖いな、想像できない。いじめられたかもしれない。

今日は、「給料はあなたの価値なのか」を読み始める。

まだ1章を読み終えたばかりだけど、面白い。アメリカの給料に関するイメージは、今でいう同一労働同一賃金で、ジュブディスクプリプションに基づくもので同じ仕事であればどの企業で働いても賃金は一緒、という感じだが、賃金相場は市場調査によって定められていると記載されている。つまり、明確な賃金相場はなく、市場調査によって相場が形成されている、ということだ。

日本人はアメリカがメジャーで且つ自国が普通、という認識を持っている場合が多いように感じるが、アメリカがイレギュラーで欧州がメジャーなことが、少なくとも労働関係では多くある。僕らの普通とは何なのか、いつだって改めて考える必要がある。

この本では、アメリカでは不況時には企業は賃金カットよりも解雇を選ぶという記載があり、かたや日本は賃金カットを選ぶから雇用が硬直化するし、賃金が停滞しやすい(特に労働組合がある場合)。

41歳にもなって思うのは、今の仕事がつまらなくなったら、楽しい仕事にジョブチェンジできたらいいのに、ということだ。成人になれば働くことが人生の前提となる。現実的に考えて、今年金がもらえていない世代は最低限でも70歳までは働かなければならない。そんな状況で、同じ仕事を定年までし続ける、というのは何だかある種狂気の沙汰なのではないか、と思わずにはいられない。飽きたら、簡単に労働移動できたらいいのに、と思う。それができないのは日本の雇用は再雇用が難しく、あと退職金が出るからだ。世界の退職金と雇用移動の比較をしてみたいのだが、なかなかそのデータが見つからない。

「給料はあなたの価値なのか」、と問われ、僕はなんと答えるのだろう。いわんや、それではお前の価値とは何なのか、と問われたら、僕の価値を示せるのだろうか。そんなことを考えながらこの本を読んでいきたい。

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