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原田知世と「朝日のあたる道」

 僕の日課の一つに、AMAZON MUSICで新しい配信曲を流しながら皿洗いをする、というものがあります。というよりも、正確に言えば皿洗いをするやる気を出すために、良さげな新譜を探しているので、良さげな新譜が見つかるまで皿洗いに向かうことができないことも多く、5分も10分も新譜のリストをスワイプしてはクリックをして試聴する、ということを繰り返すことも多いです。必然的に皿洗いに時間をかけることになり、妻は恐らく呆れています。

 先日もそのようにAMAZON MUSICの新譜リストを見ていると、なんだか見覚えのある輪郭の顔が写されたジャケットを発見しました。

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これは間違いなく、田島貴男です。この眉毛の濃さと目の付近の窪みの強さは間違いない。このジャケットをタッチすると、曲のリストが出てきて、
1曲目は原田知世「朝日のあたる道」とクレジットされています。そうか、このアルバムはオリジナルラブのカバーアルバムなのか、と分かりました。

僕は高校時代に原田知世が大好きで、よく聞いていました。
トーレヨハンソン期前後です。「ロマンス」「100LOVE LETERS」「恋をしよう」「シンシア」あたりです。今聞いても胸が高鳴ります。青空を自転車で駆け回る清涼感が体を駆け巡ります。

原田知世の「朝日のあたる道」のカバーを早速聞いてみると、イントロから大貫妙子の「都会」にも似た、だいぶ跳ねるリズムで、今のシティーポップにアレンジされています。

このYouTubeはショートバージョンなので、あまりリズムの跳ね具合を確認できませんが、最後フェードアウトしていくところでその片鱗が確認できます。オリジナルラブの原曲が今聞いても全く古びていないことに驚き。

何より、原田知世が

いつの日よりも今の君が一番愛おしい MY SWEET HEART

と歌うことで、愛が永遠に誓われていることを確信しているというか、
素直に愛を信じようという気持ちがとても伝わる歌になっています。
これを聴きながら、自分の夫婦仲をよくし続けられるよう今後も
努力してきたいと感じました。

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