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長男の行動が嬉しかった日(日記 3月19日(土))

昨日寝た時間  :24時45分
今日起きた時間 : 7時30分

今日は廃品回収の日なので、朝起きたらせっせと新聞を縛ったり、段ボールを纏める。一人では2往復しないといけない量になってしまったので、長男に手伝って、というと、嫌な表情を見せず、いいよ、と言って手伝ってくれる。当たり前のことなのだろうが、嬉しい。

土曜日なので、朝から子供の上履きを洗ったり、いつもより念入りにお風呂を洗ったり、洗面所を洗ったりする。今日は出かけるので、トイレは洗えなかった。また明日、だ。

今日は、キッザニアみたいな、子供のお仕事体験イベントが近くでやっているので行ってみた。子供は、幾つかのお仕事をして、疑似のお金を稼いで、それを出店しているお店で使うことができる仕組みだ。

長女は過去こういうことをやっているので、流れを理解しているのだが、
小2の長男はこういうことはしたことないので、どうなるのか、些か不安があった。しかし、始まってしまえば、二人ともちゃんと仕事をするもので、長女は場内のアナウンスをする仕事や、ソーシャルディスタンスの関係から出店しているお店にずっと設定よりも近い距離で見ている人に注意する警察官をやっていた。長男は、お米を1キロごとに袋に入れるお米屋さんと、施設の賑やかしのために世界の国旗が飾ってあるのだが、その国旗に色を塗る「旗屋」という仕事をしていた。

お米屋さんの仕事が終わり、一旦妻と僕のところに帰ってきた長男は、「稼いだお金で、自分で詰めたお米を買っていい?おれ、それが買いたい!」というのだった。僕はそれを聞いて、少し涙ぐんでしまった。出店しているお店はバザーみたいなもので、使わなくなったおもちゃとかが売られているのだが、そういうものではなく、自分のした仕事を自分で得たもので欲しいというのは、そこに何か大きな価値を感じた、ということなのだと思う。自分の労力を誇っていたようにも思えた。

結局、お米は結構高くて買えなかったんだけど、そうやって長男が、体験としてであれ働いて、それに誇りを感じたように見えたので僕は嬉しかった。

その後、お昼ご飯を食べるために商業施設をプラプラとしていると、何と僕がずっと探していた「文庫本ポーチ」のガチャガチャを発見。ぬああああと、アンダーテールのアンダインのように叫ぶ。

「少女地獄」が欲しかったんだけど、でたのは「或阿呆の一生」だった。まあそれでも満足で、もう一回位やろうかと思ったけれども、ぐっと我慢する。実は今回のこれは第3弾なのだが、第2弾のときに5回もやってしまい、使っていないポーチがまだあるので、今回はこれまで、ということで我慢する。我慢できるようになったなんて、僕も大人になったものだ、と何だか思う。

今日はとても晴れていた。暖かった。子供たちの仕事をする姿がひたすらに眩しかったしていた。

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