石の上にも三年は本当か?
入社して1年が経った。
転職やキャリアチェンジを何度も考えては周囲に相談し、
「時期尚早だ」「我慢して続けろ」と言われては踏みとどまり。
モヤモヤを抱えながらも何とか続けてきて、
最近では業務にも慣れ安定した日々を過ごしている。
でも、やっぱり、現状を変えなければという焦りを毎日感じている。
今回は、僕が今やっている仕事やそのやりがいについて書いてみました。
どんな仕事をしているのか
IT系の会社に勤めていて、インフラの開発業務をしています。というと難しく聞こえますが、やっていることは製品の販売会社へ要件を伝えて作ってもらったり、うまく動かない機能を販売会社のお尻をペシペシ叩いて直してもらうといった感じです。開発業務といっても自分の手で何かを開発するといったことはしません。
かなりホワイト企業、でも...
他の会社のことは知りませんが、IT業界にしてはホワイトな会社だと思います。どんなに遅くても21時には帰れるし、残業手当もちゃんとつきます。年功序列なので少しくらいサボってても、ちゃんと昇進・昇給していきます。
僕の父は賞与・残業手当・昇給一切なしの漆黒企業に勤めていて、幼い頃から両親がお金のことで喧嘩しているのを見てきたので安定した給料が家庭にもたらす恩恵も人並みには理解しているつもりです。
待遇面でこれほどいい会社に巡り合うことは、そうそうできないと思います。しかし、誰もが知っていることですが仕事は待遇面だけじゃありません。やりがいです。「誰かの役に立ちたい」「能力を発揮して活躍したい」といった願望をみんな持っているはずです。今の仕事には、それがあまり感じられない、というのが正直なところです。
何にやりがいを感じるのか?
ただ一口にやりがいといっても、抽象的過ぎます。一体どんなことにやりがいを感じるのか?と聞かれても即答できません。
そこで、僕が時間を忘れて没頭し、心の高鳴りを感じたことを何個か思い返してみました。そして、それらに最も近い仕事を探せばいいんじゃないかと考えました。そんなこと就活でやっとけよって感じですが。
〈人生で没頭したこと〉
・研究でアイデアを形にした論文を執筆していたとき
・オンライン英会話や英文法を勉強していたとき
・日々の発見をブログ記事に書いていたとき
・会社で部のポスターを作成していたとき
ありきたりですが、こんな感じです。
ここから導ける共通のキーワードがいくつかあります。
〈共通のキーワード〉
・ゴールを自分で設定できること
・アイデアや能力を発揮できること
・一人で取り組めること
あれ?
普通のことしか書いてないですね。
でも、こんな普通のことが会社の中では難しいんです。
一人で取り組むことは会社という組織では不可能だけど。
石の上にも三年は本当なのか?
仕事のことを誰かに相談すると決まって「まだ一年目でしょ?会社も世の中も見えていないから仕事を面白く感じるのにはもっと時間がかかる」と言われます。
たしかに、それも三理くらいあります。でも、3年後振り返ったとき「やっぱり違かった」と思うには、今からの3年はあまりにも惜しいと考えてしまいます。
今は、まだ目の前のことで精一杯だし、次にやってみたいことも定まっていないです。でも、今いる場所に満足せずに、もっといい場所を探して藻掻くことを怠らないようにしたいです。
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