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4/12 牡羊座新月

4/12 11時30分、牡羊座で新月を迎えました。
この新月の影響は次回の新月(月日)まで続きます。
新月は「リセットする」「新しくスタートする」という意味があるので、この時期に何か新しいことを始めてみたり、上手くいっていなかったことを切り替えて方向転換することも良いと思います。

今回の新月を見てみると、10天体中9天体がハウスの上に固まっています。
ハウスの上は「社会・仕事・他者との交流」などを表します。
また、左右の配置を見てみると、どちらも5天体ずつという配置です。
ハウスの右側は「他者に影響を受けやすい・利他の精神」などの意味があり、左側は「他者に影響されにくい・自分の芯がある」という意味があります。
風の時代を迎えて、これから新しい在り方で仕事をしてゆきたいと感じる人が多くなった反面、今まで通り仕事をしていきたい、元の生活に戻したいと思っている人も多いのではないでしょうか。
今回の星の配置を見て、それが顕著に二分化されているなぁと感じました。

今回の新月を迎えるとき、月と太陽は牡羊座22度にあります。
牡羊座22度のサビアンシンボルは「重く価値があるがベールに隠された荷を運ぶパステルカラーの服を着た女」です。
このサビアンシンボルが目指す方向性→→
・涼しい顔して図太さと活力を携帯すること。
・揺るぎない自信を持つ。自分が持っている能力を信じる。
・何事にも動じないような肝っ玉を意識すること。
・すべての「生命」に対して尊敬すること。慈しみ育てること。
・生産的に物事を生み出していくこと。
・丹田を意識して鍛えていくこと。
・生命力があるのでアクティブに行動していくこと。
(すたくろさん参照)

このサビアンシンボルのタイトルは理解が難しい感じがしますが、アメリカの占星家のルディアは、このシンボルのタイトルを「軽快な夏服に身を包んだ妊娠女性」という言葉に置き換えているそうです。
妊婦さんは自身を気遣いながらも、「強い生命力」をお腹に宿して守っている存在です。
ちなみにこの「強い生命力」とは「生きてゆくための力」のこととも言えます。
生きてゆく力をお腹に宿す=丹田に気力を集めるということです。
目標達成のために自分の丹田に気力をたくさん集め、自分なら大丈夫!とドンと構えている、そんな牡羊座22度のパワーを使ってゆく期間となるでしょう

今回の新月は、月・太陽・水星・金星の4天体が牡羊座、「社会的地位・役割・天職」の領域にあります。
仕事で成功したいとか、人気者になりたい、天職を得たいという願望が強くなります。
目標達成するためにはどのようにしたら良いか知性を働かせ、またその過程を楽しみながら進んでゆきます。
自分がやりたいと思ったこと、自分が楽しいと思ったことに果敢に挑んでゆく、自分の可能性を追求して、新しいものを開拓して行く。
自分の欲求を素直に行動に移してあげられることが大切になってゆきそうです。

また月と太陽は、11ハウスの双子座にある火星とも友好的な配置にあることから、仲間やコミュニティ、サークルでの活発なコミュニケーションから自分の役割みたいなものが分かるかもしれません。

木星は水瓶座は8ハウスにあるため、人と深く結びつくことで自分のやりたいことを後押ししてもらえることに繋がりやすいでしょう。
ただ土星も水瓶座7ハウスにあるため、相手に迷惑をかけることに不安を抱く傾向にあります。一人の方が気楽だしいいか…と深く関わるのが億劫になるかもしれませんが、お互いにメリットのある対等な関係を結ぶ努力が出来れば、良いパートナーシップを築けそうです。

そして他者を意味する場所に、山羊座の冥王星があることから、自分の中にあった常識みたいなものを、手放しをさせられるということもあるかもしれません。
しかもそのきっかけをくれるのは、パートナーだったり、友人、ライバルなどの他者によってです。

最近私も「自分の中にある常識・価値観」みたいなものを手放したことがありました。
自分では分からず、無意識の中で枠を作っているんですよね。
具体的な例が思い出せないほど、私の日常には「~しなくてはいけない・~するべき」があったんです。
そしてそれは正反対な性格の主人を見ていて気づかされました。
自分の中の常識や価値観を手放すことで、視野が広がり、新しい情報も手に入れやすくなると感じています。

目標達成のために古いものを手放し、新たなスタートを切ってゆく時期にしてゆきましょう。

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