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【 ① 導入編 】心地いいDeep Houseを制作するための5つ以上のコツ ▶︎ Model:Cycles

Elektron Model:Cycles(以下、m:c表記)を使って

Deep Houseよりの
心地いいトラックを制作

しました。楽曲は一発録りをして映像に収めました。

ちなみにDeep Houseとは、

ハウスミュージックを細分化した名称の一つである。

125 BPM前後のテンポで、陶酔感を誘うメロディにシンプルなメインビート派手過ぎるような音色は避け緩やかに展開していく曲構成などが特徴で、ディスコやガラージュなどブラックミュージックから大きな影響を受けている。

wikipediaから引用

トラックの抜き差しで展開

していくハウスミュージックでありつつ、どちらかというと

穏やかな音色やゆるやかな展開が特徴

です。

筆者にとってDeep Hoouseといえば、ドイツのBen Böhmer(ベンベーマー)。彼の音が大好きで影響を受けました。

m:cでDeep Houseを作りたいと思いチャレンジしました。結果、あくまでDeep Houseよりの音になりましたが、心地いい雰囲気に仕上がりました。

今回はこの曲を題材に

Model:Cyclesを使って
Deep House制作時に
活かせるコツ

をシェアします。

記事で予定している内容は、

・アレンジにメリハリをつける → 音同士の凹凸をはっきり
・心地いいgrooveを生み出すコツ → 浮遊感など
・ミニマルなフレーズを飽きさせずに展開させるコツ
・音に厚みをつけるコツ
・メロディーを長い小節に打ち込む方法
・deep house的な音色作成のコツ

などです。

こうすればいい感じの雰囲気になるという「実践的な内容」に絞って書きます。

有料級の内容です。
初心者の方向けに分かりやすく、
ポイントを押さえて

書きます。

ですので、

実機を鳴らしながら
記事を読み進めることをオススメ

します。少しでも楽曲作りの参考になればうれしいです!

ということで、今回は導入編ということで、前提となる情報を書いていきます。

【 プロジェクトファイル 】

下記URLから

制作で実際に使用したファイルを無料でDL

できます。

https://www.dropbox.com/scl/fo/m26isb89qbuz6ske6tk2g/ACFOPTr1muVocJx4ivSbSq8?rlkey=rvhn3cxui26i5ebylv3qis5rl&st=xi1ocmfa&dl=0

ファイルは

・プロジェクトファイル(音色含む) 拡張子:mcprj
・プリセット(音色) 拡張子:mcpst

の2種類あります。m:cへのインポート手順は下記記事を参考にしてください。

***ファイルの二次配布、商用利用はいかなる場合も許可していません
***ファイルのインポートに伴ういかなる損害に関しても筆者は責任を負いません
***インポートは事前にバックアップをとるなど自己責任でお願いします。

まず、前提となるパターンやトラック(音色)の情報を書きます。

【 パターン 】

最下段1-16までのLEDが赤点灯しているトリガーキーにパターンが保存

BPMは128です。

本プロジェクトファイルで使用したm:cのパターンは計7つ。パターンごとの説明は下記です。(Pはパターンの略)

P1:イントロ1
P2:イントロ2
P3:
未使用
P4:メイン1
P5:メイン2(メイン1を盛り上げたもの)
P6:メイン3(メイン2を盛り上げたもの)
P7:
未使用
P8:
未使用
P9:インターバル
P10:エンディング(アウトロ)

(上記以外のパターン(13~16)は使っていません)

未使用にしている理由はパターンを変更する時に見やすくするためと、パターンのグループ化を視覚的に分かりやすくするためです。

【 展開 】

各パターンを再生中に

つまみを動かすことで
パラメータを変化させ
曲を展開

していきますが、

大きくはパターンそのものを変更して展開

していきます。

【 パターンの展開順 】

P1:イントロ1

P2:イントロ2

P4:メイン1

P9:インターバル(間奏)

P5:メイン2(メイン1を盛り上げたもの)

P6:メイン3(メイン2を盛り上げたもの)

P10:エンディング(アウトロ)

イントロとエンディングはなくても楽曲として成立しますが、壮大さを少し出したかったのと、展開に幅を持たせる意図があり制作しました。


以上、今回は導入篇でした。次回はトラック制作で使用した実践的な内容を書いていきます。

それから記事をお読みいただいた方で、もしご不明点や質問があれば、コメントで教えてください。筆者のスキルの及ぶ範囲になりますが、できるだけ記事内で回答させていただきます。

お読みいただき、ありがとうございました!


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