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慶應生、初めてのバンジー

日々、大学生活に追われる
慶應生が、
初夏の茨城で
バンジージャンプする!の巻。


-teenのうちにやっておきたい!と、
やりたいことリスト100に載せた
バンジーのため、

ゴールデンウィーク前?の土日に、
約5時間かけて
茨城・竜神大橋まで来た。

ほんとは岐阜バンジーのほうが
(高度的・金銭的に)高いんだけど、
まずはバンジー自体が目的なので、
自分の予算も考えつつ、
比較的安価な茨城へ。


なぜバンジーするんだっけ???
と行きのバスのなかで今更思案。

それは、なんとなく、
何か「自分で」、
一歩踏み出したという実感が欲しかったからだ。

バスのなかですっかり寝てしまっていると、
目が覚めたら
「竜神大橋前」の表示があり焦る。
いよいよバンジーか〜😂って感じ。



サーファー小屋のような受付所に行くと、
マッチョな職員さんが担当していただく。

死んでも責任追わないよ?的な
誓約書にサインして、
黒地に赤文字のWANTED的な
デジタル同意書にもサインすると、

写真サービスはなんと4000円!らしい。
しょうがないので、
バス代1000円を残して支払う。



ハーネスをつけると、
金玉に食い込んで痛い。
だけどゆるくてすっぽり抜けても
困るので我慢。


ハーネスをつけて竜神大橋を闊歩する。
気分は進撃の巨人の調査兵団笑

道行くひとが目も合わせず、
もしくは奇異なものを見る眼付で、
バンジーバンジーささやいているので、
勇ましいやら、恥ずかしいやら、
ヘンな気持がする。


下を絶対に見ないようにしながら
橋を渡っていたが、
バンジー専用ゾーンは鉄格子なので、
下はスケスケ、川である。

ここまでくるといよいよ手に汗握るが、
ここまできているので
(バンジー代、交通費、写真代etc.)、
自分で決めたことだ、
やってやろうという気持ちが強くなる。

また、前の人たちが次々ジャンプするし、
バンジーのゴムがぶっといので、
あ、これ死なないわ、
なんてへんな安心感を感じたりする。

とはいうものの、
緊張してベンチについた自分の手汗を
バンジーの職員の方に指摘され、
動揺していたんだけれども。


さーて、自分の番がやってきた笑

参加者4人中のトップバッター
(もちろん自分で志願)


眼下にみえる深緑の川を見ながら前へ進むと、
こころなしか自分の番だけ
風が強くなったように感じられる。
(実際風が強くなった!)

職員の方に教わった、
飛ぶ→取っ手を引く→ひっかける→丸
の合図をひたすらそらんじながら
前へ前へとにじり出る。

欄干ににじり出る。ごくり。

深呼吸をして大丈夫だ!という自分もいるが、
いざ足先三寸をへりにかけると
逃げ出したくなる自分もいる。

膝はガクブルだが、
顔には出さないようにしていた(つもり)。

ジャンプ直前。謎にノリノリ。



いよいよジャンプ!

職員の方よ指示と物理的な圧迫を受け、
54321の合図で飛ぶ、
というか、
へっぴり腰で体を前方へ傾ける。

あ、とつんのめって、
手を突こうとする。

が、当然止まることは無く、
小時間空中での浮遊を感じるうち落ちていく。

手を伸ばしても空をつかむだけで、
前方に伸びた体をどうすることもできない。

加速度的に落ちていく中で、
抗えない重力の力を感じ、
飛び降り自殺とはこれか!とすぐに直感した。

あがいてもあがいても、
もとには戻れない・戻せない時空の狭間、

って感じかな〜上手く表せないけど。

ジャンプ!というより、つんのめり!








やったー!




指示されたフックが見つからず焦ったが、
自分は無事回収された。

高所に対する今までの
自分の価値観は何だったんだろう笑
意外とあっさりいけんじゃーん笑

その後、ハーネスを脱ぎ、
間の抜けた自分の顔の写真を確認し、
あっさりバスに乗って帰る。

バンジーとか、一回でいいっしょとか
思ってたけど、
岐阜の日本一のバンジーにも
行きたくなってきた笑




慶應には、
受験をして、一般入試で入塾した。

お金をかけて
短期間で得る達成感は、
地道に努力して
長時間かけて得る達成感には
及ばないが、

自分の夢を1つ叶えることができた
自分の行動力を、
受け入れてみようと思う



20230429

ここまで読んでいただき、
ありがとうございました!

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