ささら雪

幼少期から抑圧され夜の世界に足を踏み入れ。 いつの間にか何度も何度も、桜の季節を通り…

ささら雪

幼少期から抑圧され夜の世界に足を踏み入れ。 いつの間にか何度も何度も、桜の季節を通り過ぎた。 大切な人はみんな死を選んだ。 死ぬことが夢だった女が、希望と言う名の光を見つけた話し。 SMが自分を救ってくれた。 フィクションかノンフィクションか、それは貴方の捉え方次第。

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あくまで持論。 私はバブル世代でも無く、リーマンショックの影響を受けた世代でも無い。 だが様々な世代の方、軽く四桁の方々と接して来て世代が違くても感じ取れることはある。 コロナ禍による不況。 それ以前から日本経済の悪化、草食系男子という言葉が流行り、日本人男性が夜のお遊びから遠ざかり出した。 コロナ禍以前から「激安風俗店」という物が存在する。 経営理念は 「高級店や大衆店で何とか採用されても、お客が一人もつかず一円も持って帰れない子もいる。 うちは太っていてもリスト

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        唐突だが私は産まれた時に、産声をあげなかったらしい。 体重は1680グラムしかない未熟児で保育器に入れられていたと聞かされた。 今ではADHD、ASD、HSPと言うワードも世に広がっては来ているが、当時はそんな言葉は存在しなかった。 瞼の裏に甦るのは母親が父親と口喧嘩をし、リストカットをする光景。 確か、私が幼稚園の頃。 忘れられない。 あの美しくも儚い鮮血が。 忘れたい。 でも忘れられない。 どこに向かえば良いのか、どこに逝けば良いのか。 それすらも自分でわか

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