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思い出してほしい!コロナで病床不足が露呈。小泉政権の竹中平蔵、安倍政権の医療病床削減が崩壊を招いた。ブーメラン➠ 病床削減で「自宅療養」の原因は、かつての医療削減だ! 135万床⇒20万床削減した上に、更に今年も1万床も削減する気だ!

【思い出してほしい!コロナで病床不足が露呈。小泉政権の竹中平蔵、安倍政権の医療病床削減が崩壊を招いた。ブーメラン➠ 病床削減で「自宅療養」の原因は、かつての医療削減だ! 135万床⇒20万床削減した上に、更に今年も1万床も削減する気だ!】
 コロナ蔓延で病床不足で、菅政権は「中等症の自宅療養」に舵をきったが、国民のすごい反対で自民党も見直しを決めている。
 おかしな党である。かつての病床削減したことは棚にあげている。
 ここで、かつての自民党がやってきた病床20万床の削減、医療点数、保健所を削減した小泉・竹中平蔵、安倍政権のことを思い出してほしい。そして、このコロナ蔓延の中で、あろうことか更に今年度中にも、1万床減らす計画があるのだ。
 尾身茂会長は「来週には東京で新規感染者は1万人もある」としてる。まさに感染爆発である。もう減らした病床は戻せないが、1万床減らすのは今年度だから、これをやめるべきなのは当然である。

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▼これは、今年度の1万床減らす計画のことである


小泉政権と第2次安倍政権での、医療改革での135万床⇒20万床削減された病床削減の記事
なんとか残っていた2つの記事がーー。
2008/04/13  東洋経済
【<激論 医療制度改革>間違った政策はこうして生まれた−−−高齢者医療・介護の第一人者と元政策当事者が真相を語る】

https://toyokeizai.net/articles/-/1131
 小泉政権による医療制度改革に端を発した「医療崩壊」は、今や誰の目にも明らかだ。産科・小児科の窮状や地域医療の空洞化。もう一つの「決壊地点」が療養病床だ。療養病床は主に高齢者への医療・介護を担ってきたが、2012年までにその多くが削減される。行き場を失ったお年寄りが難民化するのではないかと危惧されている。
 国民の命を左右する医療制度改革が極めて安易に決められた経緯が浮かび上がった。機能低下した霞が関による荒っぽい政策に、私たちは命と健康を委ねようとしているのだろうか。 4月からの新たな診療報酬には産科・小児科救済の緊急対策が盛り込まれた一方、療養病床に関する政策は転換が図られることはなかった。 小泉政権の竹中平蔵元経済財政担当も加わり、相新しく示された療養病床の移転先モデルには不備が多く、机上の空論ばかりだと指摘した。(以下長文だ)

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ーー以下略ーー

そして、安倍政権では、2015年6月15日の日経新聞の記事である。
【病床数を最大20万削減 25年政府目標、30万人を自宅に】

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS15H75_V10C15A6EE8000/
 政府は15日、2025年時点の病院ベッド(病床)数を115万~119万床と、現在よりも16万~20万床減らす目標を示した。手厚い医療を必要としていない30万~34万人を自宅や介護施設での治療に切り替える。高齢化で増え続ける医療費を抑える狙いだ。 病床数が13年より減るのは41道府県に上る。鹿児島県が最も減り幅が大きく、1万700床減。熊本県、北海道が続く。いずれも病床が人口に対して多すぎるとされている。各都道府県は目標に基づき、16年半ばにかけて地域の医療計画を策定する。
ーー以下略ーー
そして、2019年には🔽
【安倍政権は行政改革の一貫で余剰病床の削減計画を実施すると表明し、2019年10月に病院の見直し計画を提出するように要請していた】
 新型コロナウイルスが無ければ、全国で「424の病院を再編・統合する計画」があった、病床数が不足している東京もを含む全国で複数の病院名が浮上していたのだ。2020年9月までに具体的な削減計画を決めようとしていたが、このタイミングで、新型コロナウイルスが発生したのだ。
ロイター 2020年4月16日になって、やっとこの問題を報じたーー。
【焦点:コロナ患者急増、病床削減計画見直しの可能性 政策の矛盾露わに】
https://jp.reuters.com/article/japan-coronavirus-hospital-idJPKCN21Y0FZ?rpc=122
 昨年10月の政府の経済財政諮問会議。「来年9月までに、まず公的・公立病院の見直しを出していただく」ーー加藤勝信厚生労働相は全国の自治体を対象に、余剰病床の削減計画を提出するよう要請。民間議員からも「官民合わせて過剰となる約13万床の病床の削減が必要だ」とする提言が行われた。 これらは昨年6月に閣議決定された経済財政の基本方針である「骨太方針」に「地域医療構想」に沿った医療提供体制の効率化と題して盛り込まれたものだ。 同9月には、厚生労働省が公立病院と日本赤十字社などが運営する公的病院の4分の1を上回る424の病院について再編や統合が必要だとして個別の病院名を公表。病床が逼迫している東京都でさえ、国家公務員共済連九段坂、東京都台東区立台東、東京都済生会中央、東京都済生会向島などの各病院が対象として挙げられ、全国の地方の病院再編計画も示された。
 
【諮問会議 医療費抑制で約13万床の病床削減を提案(19/10/29)】

https://youtu.be/PRclaR1NEW
政府は経済財政諮問会議(竹中平蔵)を開き、今後の医療費の伸びを抑えるため全国で約13万床の病床を削減することが提案されました。

【今朝も、菅政権は崩そうとしない「中等症の自宅療養」について、 #自宅療養を原則とすることに抗議します  が大きなトレンドになってる】
 ここでは、この自民党がやってきた大きな病床削減とコロナで病床不足が矛盾してる政策が、コロナでこんな事態を招いたと指摘しているのだ。
 そして、この計画は、厚労省の中で今も生きていて1万床削減するとしている。これこそ、大きな矛盾である。
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Twitterの怒りの声ーー。

ーー以下略ーー

【医労連など医療に従事してきてる人は、小泉政権と2次安倍政権で医療の病床、医療点数、保健所削減と病院統合でのベット数削減を知っている】
 確かに、かつてはコロナウイルス感染症は存在しなかった、だが、人類の歴史は、感染症に脅かされ続けてきた歴史であると言っても過言ではない。 例えば、13世紀のハンセン病、14世紀のペスト、16世紀の梅毒、17世紀のインフルエンザ、18世紀の天然痘、19世紀のコレラと結核というぐあいに、枚挙にいとまがない。
 近年では、世界で呼吸器症候群のSARSやMARSなど発生した。

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従って、小泉、安倍政権が行って来た、病院削減や保健所削減などは、そうした、科学や医学のことを無視した「経済再生」だけでおこなたった政策であり、今では間違いであるのがはっきりしている。 
これは、経済再生会議などのサイドで議論され、当時、医療界などからの批判もあったが、強行に進めた結果である。
 今、この自民党の「医療、保健所、病床数、そして医療点数削減」が、コロナウイルでブーメランとなって突き刺さっている。
 この教訓も絶対に忘れてはならない重要な事ではないだろうか。

#病床数削減 #病院削減 #保健所削減 #小泉政権 #安倍政権 #科学や医療を無視 #感染症の歴史 #忘れてならない教訓 #ブーメラン突き刺さる  
 










 
 
 


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