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「リーダー不在の日本」 本日の五輪開会式は中止か簡略化すべき 小林賢太郎の「ユダヤ人大量虐殺」は外交問題だ。組織委理事約20人が中止か簡素化を要望➠菅総理は予定通り開会式を実施する。国際社会から日本は歴史認識が歪んでいる 天皇陛下も「祝い」削除。

【「リーダー不在の日本」 本日の五輪開会式は中止か簡略化すべき 小林賢太郎の「ユダヤ人大量虐殺」は外交問題だ。組織委理事約20人が中止か簡素化を要望➠菅総理は予定通り開会式を実施する。国際社会から日本は歴史認識が歪んでいる 天皇陛下も「祝い」削除。】
 きょう23日午後8時からの東京オリ・パラの開会式が予定されているが、東京五輪組織委員会の理事約20人が、昨夜、東京五輪開会式の中止か、簡素化への変更を同組織委の武藤敏郎事務総長に申し入れていたことが分かった。
 同理事らは開閉会式の楽曲を担当する小山田圭吾氏の「いじめ問題」続いて、制作・演出チームで「ショーディレクター」として統括役を務めていたた小林賢太郎氏の「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を揶揄していた言動について、臨時にオンラインでの会議を行っていた。

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【これまで通りの演出で開会式を行えば、世界中に小林氏の発言を認めたと取られてしまう」と危機感をあらわににした】
 小林氏が演出に一切関わってない開会式にするためには、中止にするか、各国・地域の選手の入場行進、聖火点火、開会宣言のシンプルなものにするしかないと会議に出席した理事全員が同意し、武藤敏郎事務総長に記者会見するように、求めていたが、武藤氏はこれを無視して記者会見もせず、「予定通りに行う」と声明を出していた。
 今回の不祥事の際にも臨時理事会などが開かれないことに不信感が高まっている。理事20人らは「森喜朗さんから橋本聖子さんに、会長が代わってからも結局、幹部数人で決定する体質はほとんど変わらなかった」と怒りの声が上がっている。

▼小林氏について橋本会長は「けさ情報が入るまで過去の発言は知らなかったが、外交上の問題もあり早急に対応するため解任することになった」と述べ、解任することにした。

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▼武藤敏郎事務総長に記者会見するように、求めていたが、武藤氏はこれを無視し、「開会式は予定通りに行う」と声明を出した。

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【ホロコーストの「ユダヤ人大量虐殺」は、五輪憲章にも当然反するし、日本の外交問題で「国益を損なう」非常に深刻な問題だ】
 五輪開催でも、外交でも当然の話だが、ホロコーストの「ユダヤ人大量虐殺」はまったくのタブーである。 既に世界に報道され「日本はおかしい国」と世界中のユダヤ人は思っている。

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 何らかの日本政府としての態度を示す必要があるのは、外交問題でもあり対応しなけばなるまい。しかし、菅総理にはそのアクションを起こす気配すらない。
 事実、昨夜菅総理は小林賢太郎氏について、「言語道断で受け入れることはできない」としつつも「開会式は予定通り行うべきだと思う」と述べ、小林氏が退任した後も五輪の開会式は変えるべきではないとの認識を示している。
 そもそも、この問題はる小林賢太郎氏が、1998年にコントユニット「ラーメンズ」時代のコントの中で、ナチスドイツが行った「ホロコースト」を扱い『ユダヤ人大量虐殺ごっこをやろう』とセリフを話した映像がネットで拡散した。🔽が実際のその時のコントである。

これを見た、米国のユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタル・センター」は21日、日本の報道を引用した形で「いかなる人間も、どれだけ創造的であるとしても、ナチスのジェノサイド(民族大量虐殺)の犠牲者をあざ笑う権利を有してはいない」との抗議声明が出されていたのだ。これを世界各国に抗議文書を送付して世界で報じられている。

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もう既に外交問題であるー。
 菅首相はワクチンの早期供給に向け、ファイザー社のアルバート・ブーラCEOと週内にも会談する方向で調整しているが、同CEOの両親はギリシャ系ユダヤ人でホロコーストの生存者。今年1月のホロコースト記念日で、ブーラCEOは両親のホロコーストの経験を初めて語っている。この問題でワクチン供給に影響が出かねないのだ。

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このほかにも、世界中の各国から「日本の正しい歴史認識」が問われる
 麻生財務大臣などは、これまでに、憲法にナチスがやった「全権委任法」とソックリの「緊急事態条項」を巡っては、「ナチスの手口に学べばいい」などと発言したり、今回も以下のようなことを公然と言っている。
呆れる、副総理である。

【組織委理事約20人開会式の中止か簡素化を要望していた…武藤事務総長に記者会見で説明要望も開かれず スポーツ報知2021/07/22 22:28配信】
https://news.yahoo.co.jp/articles/32c15506044f8e7cd019bb6bb779a3bf00da42bb
東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事約20人が、23日に行われる東京五輪開会式の中止か、簡素化への変更を同組織委・武藤敏郎事務総長に申し入れていたことが22日、分かった。同理事らは21日に五輪・パラリンピックの開閉会式の楽曲を担当する小山田圭吾氏のいじめ問題について、22日には開閉会式の制作・演出チームで「ショーディレクター」として統括役を務めていたた小林賢太郎氏のホロコーストを揶揄(やゆ)する発言について、臨時にオンラインでの会議を行った。
 ある理事は「2つとも大問題。急きょ、会議を行うことになった。小林氏は開会式の演出全体の調整役と聞いている。これまで通りの演出で開会式を行えば、世界中に小林氏の発言を認めたと取られてしまう」と危機感をあらわににした。そのため、小林氏が演出に一切関わってない開会式にするためには、中止にするか、各国・地域の選手の入場行進、聖火点火、開会宣言のシンプルなものにするしかないと会議に出席した理事全員が同意したという。
 この要望について、武藤総長には記者会見で明らかにするよう求めていたが、この日夜の会見は開かれず、「予定通りに行う」と組織委は声明を出した。ある理事は「これでいいのでしょうか」と失望した様子で話した。
 オンライン会議では、小山田氏の続投を当初、武藤総長が容認したことに、非難の声が相次いだという。また、情報が理事になかなか伝わってこないことや、今回の不祥事の際にも臨時理事会などが開かれないことに不信感が高まっている。「森(喜朗)さんから橋本(聖子)さんに、会長が代わってからも結局、幹部数人で決定する体質はほとんど変わらなかった」とある理事は嘆いた。
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【五輪開会式「予定通り実施すべき」と菅首相、演出担当の解任受け】
https://jp.reuters.com/article/pm-suga-olympics-idJPKBN2ES0PI?feedType=RSS&
[東京 ロイター] 菅義偉首相は22日、東京五輪開幕に伴い23日に開かれる開会式について「予定通り行うべきだと思う」との認識を示した。大会組織員会が式典の演出担当者を解任したことを受け、都内で記者団に語った。
 解任された小林賢太郎氏が過去にユダヤ人の大量虐殺をやゆしたことについては、「言語道断で受け入れることはできない」と、組織委の判断を支持する考えを示した。「(組織委が)準備してきたことについて、ダメなものはしっかりやって欲しい」とも語った。
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Twitterの反応ーー。

-ー以下略ーー


【天皇陛下、国民の多くの世論調査で国民の半数以上が反対している五輪に配慮し、五輪開会宣言で「祝い」と表現せず「記念」とする】
 週間文春が2021/07/20 掲載した記事によるとーー。
【原案判明 天皇陛下、五輪開会宣言で「祝い」と表現せず】
https://news.yahoo.co.jp/articles/873c261acc2ae64f89e1a32e95e90ff20d2f8980

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 この変更の理由について、宮内庁関係者が解説する。「新型コロナの感染状況が悪化して緊急事態宣言が出され、多くの世論調査で国民の半数以上が反対している五輪について、祝意を明言することは回避したいという天皇陛下のお気持ちを“拝察”した宮内庁と組織委などで事前調整がなされたのでしょう」
なお、雅子さまは開会式に出席されないことになった。
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【最後の最後まで、対応が一貫していない。如何に五輪組織委員会が森会長時代から、独裁的であったのか物語っている】
 これまであった、ゴタゴタを整理すると以下のようになるーー。

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これらは、森会長と武藤事務総長時代の人選である。コロナなどは関係ないのだが、日本の組織委員会の杜撰さが露呈しているのだ。
国民の批判の声はやり止まない。
そうでなくても、五輪開催反対世論は7割近くになっていた。
ネットをみてもずっと、この連続の問題が全てトレンドになった。

街でもNHKが取材しているものから引用するとーー。
【開閉会式担当 小林賢太郎氏解任 ユダヤ系団体 過去コント非難】
 都内に住む60代の女性は「オリンピックが始まるという時に、相次いで担当者が辞める事態となり、開催国の国民として残念で恥ずかしいですし、アスリートにも失礼だと思います。女性蔑視発言もそうですが、これまで許されてきたこともおかしいと思いますし、オリンピックをやる時点で襟を正すべきだったと思います」と話していました。
 また、埼玉県の50代の男性は「やるからには成功してほしいがコロナもあり経済的にもいい面はなく、エンブレムの問題以降、途中途中で批判されて辞める事態が相次いでいるが、最初に選ぶときにふさわしい人を選んでおけば問題にならなかったのではないか」と指摘していました。
 また、都内の20代の大学生の男性は「20年ほど前の話を言われるのは酷かなという思いもあるが、内容的には非難されてもしかたない。開催を楽しみにしてきたがコロナの中でやるほどではない。延期から1年あったので早めにオリンピックに見切りをつけて、ほかのことに力を使えばよかったのではないかと思います」と話していました。

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さて、きょうの開会式はいったいどうなるのか? 

開会式当日までこんなゴタゴタが続き、更にはきのう、東京では新規感染者が2000人を伺うような数字になっている。また、五輪関係者や選手の感染者も87人になっている。選手のバブルは完全に崩壊している。
本当に、五輪を開催して大丈夫なのか? 
菅総理はもう「開催して成功させる」という頭しかないが、一連の流れをみても、これでは完全にルーダー不在である。

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